歩くときに足を大きく開いてふらつき、座っていても体が揺れて安定しない状態がみられ…
歩くときに足を大きく開いてふらつき、座っていても体が揺れて安定しない状態がみられた。小脳の構造と働きについて正しいのはどれか。
- ⑴ 中小脳脚は小脳と延髄とを結ぶ線維の束であり、脊髄からの情報を小脳へ運んでいる。中小脳脚が結ぶのは小脳と橋で、大脳からの情報を橋を経て小脳へ運ぶ束です。
- ⑵ 小脳は運動の指令そのものを作り出す場であり、障害されると四肢の筋力が著しく低下する。運動の指令は大脳から出るため、小脳の障害では筋力は保たれ動きの正確さが失われます。
- ⑶ 体幹の姿勢の安定に関わるのは小脳の正中部で、障害されると座位や立位が不安定になる。正中部は体幹や下肢の姿勢の調節に関わるため、障害されると体幹の動揺が目立ちます。
- ⑷ 小脳から出た線維は視床を経ることなく、同じ側の大脳皮質へ直接届いている。小脳からの線維は上小脳脚を通り、視床を経て反対側の大脳皮質へ届きます。
- ⑸ 小脳半球の外側部は主に眼球運動の速さを決める領域で、四肢の動きは正中部が担う。小脳半球の外側部は四肢の運動の企画と協調に関わる領域です。
解説
正答は⑶です。小脳の正中部は体幹や下肢の姿勢の調節に関わり、ここが障害されると座位や立位が不安定になり、歩くときに足を大きく開いてふらつきます。小脳半球の外側部は四肢の運動の企画と協調に関わります。小脳から出た線維は上小脳脚を通り、視床を経て反対側の大脳皮質へ届きます。中小脳脚は小脳と橋を結ぶ束です。小脳が障害されても運動の指令そのものは大脳から出るため筋力は保たれ、動きのなめらかさや正確さが失われる点が特徴です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。