胸の高さで脊髄の片側だけが障害されると、感覚の種類によって症状が出る左右の側が異…
胸の高さで脊髄の片側だけが障害されると、感覚の種類によって症状が出る左右の側が異なることがある。その理由として正しいのはどれか。
- ⑴ 深部感覚は脊髄に入るとすぐ交叉するため、障害の反対側で低下していく深部感覚は同側の後索を上行し、脊髄内では交叉しません。
- ⑵ 温度と痛みの感覚は交叉せずに上行するため、両側で等しく低下していく温痛覚は脊髄内で交叉するので、両側に等しく出ることはありません。
- ⑶ 温度と痛みの感覚は延髄で交叉するため、障害と同じ側で低下していく温痛覚は脊髄内で交叉するため、症状は障害の反対側に出ます。
- ⑷ 深部感覚は同じ側の後索を上行し延髄で交叉するため、障害と同じ側で低下する後索を同側に上行して延髄で交叉するので、障害側と同じ側に症状が出ます。
- ⑸ すべての感覚は視床で交叉するため、感覚の種類による左右の差は生じにくい視床は中継の場所で、交叉が起こるのは脊髄か延髄です。
解説
正答は、深部感覚が同じ側の後索を上行し延髄で交叉するため障害と同じ側で低下する、という記述です。脊髄の中では感覚の種類ごとに通る道と交叉する高さが違います。触覚の一部と位置や振動の感覚は後索を同側に上行し、延髄で交叉して反対側の視床へ向かいます。一方、温度と痛みの感覚は脊髄に入って数髄節のうちに交叉し、反対側の側索を上行します。この差が、片側の障害で症状の左右が分かれる理由です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。