軟骨は部位によって種類が異なり、受ける力に見合った性質をもつ。軟骨組織について正…
軟骨は部位によって種類が異なり、受ける力に見合った性質をもつ。軟骨組織について正しいのはどれか。
- ⑴ 関節面をおおうのは硝子軟骨で、椎間円板や膝の半月は線維軟骨である滑りに適した硝子軟骨と、圧に耐える線維軟骨が部位で使い分けられます。
- ⑵ 軟骨組織には血管が多く分布し、骨よりも代謝が速く傷の修復も速い軟骨は血管に乏しく、骨に比べて修復に時間がかかります。
- ⑶ 膝の半月は弾性軟骨であり、圧縮よりも引き伸ばしに強い性質をもつ半月は線維軟骨で、圧縮の力を受け止める役割を担います。
- ⑷ 線維軟骨は耳介や喉頭蓋にみられ、強い圧よりも弾力が求められる場所にある耳介や喉頭蓋にあるのは弾性軟骨で、線維軟骨は椎間円板や半月にみられます。
- ⑸ 椎間円板は硝子軟骨であり、内部の豊富な血管から直接栄養を受ける椎間円板は線維軟骨で、成人では内部に血管がほとんどありません。
解説
正答は、関節面をおおうのが硝子軟骨で、椎間円板や膝の半月が線維軟骨であるという記述です。軟骨は基質に含まれる線維の種類と量で3つに分かれます。硝子軟骨は表面がなめらかで関節面や気管に、線維軟骨は太い膠原線維を多く含み圧縮に強いため椎間円板や半月に、弾性軟骨は形を戻す力に優れ耳介や喉頭蓋にあります。いずれも血管に乏しく、栄養は周囲から染み込んで届きます。
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