腎で作られた尿は、体外へ出るまで一定の通り道をたどる。腎と尿路の構造について正し…
腎で作られた尿は、体外へ出るまで一定の通り道をたどる。腎と尿路の構造について正しいのはどれか。
- ⑴ 腎は腹膜に完全に包まれた腹腔内の器官で、小腸と同じ間膜をもっている腎は腹膜の後ろにある器官で、間膜には包まれていません。
- ⑵ 右の腎は左の腎より高い位置にあり、肝はそのすぐ下方に接している右腎は肝に押されて左腎よりやや低い位置にあります。
- ⑶ 尿は糸球体で作られたのち腎盂へ集まり、尿道の蠕動によって膀胱まで運ばれる腎盂から膀胱まで尿を運ぶのは尿管の蠕動です。尿道は膀胱から体外へ出る通り道にあたります。
- ⑷ 膀胱の粘膜は線毛をもつ多列円柱上皮でおおわれ、線毛の動きで尿を尿道へ送り出す膀胱の粘膜は伸び縮みに適した尿路上皮です。線毛はなく、尿は排尿筋の収縮で押し出されます。
- ⑸ 尿管は膀胱の壁を斜めに貫いて開き、膀胱内の圧が高まると逆流が防がれる斜めに貫く構造が内圧で押しつぶされ、弁のように逆流を防ぎます。
解説
正答は、尿管が膀胱の壁を斜めに貫いて開き、内圧が高まると逆流が防がれるという記述です。尿は腎杯から腎盤、尿管を経て膀胱へたまり、尿道から出ます。尿管は膀胱の後下部で壁を斜めに貫くため、膀胱に尿がたまって内圧が上がると、貫いている部分が押しつぶされて尿の逆流を防ぎます。腎そのものは腹膜の後ろにあり、右腎は肝に押されて左腎よりやや低い位置にあります。
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