腕神経叢の上部が強く引き伸ばされる外傷では、肩を上げる動きと肘を曲げる動きが失わ…
腕神経叢の上部が強く引き伸ばされる外傷では、肩を上げる動きと肘を曲げる動きが失われやすい。腕神経叢の構成について正しいのはどれか。
- ⑴ 第5頸神経から第1胸神経の前枝からなり、上部の障害では肩と肘の運動が主に妨げられる上部を作る髄節は肩と肘を動かす筋を支配するため、この分布になります。
- ⑵ 第1頸神経から第4頸神経の前枝からなり、上部の障害では手指の細かい運動が妨げられる上位頸神経は頸部の筋と横隔膜に関わり、腕神経叢は作りません。
- ⑶ 鎖骨の後ろを通って腋窩へ入り、上部の障害では手指の細かい動きが主に妨げられる上部の障害で妨げられるのは肩と肘の運動で、手指の細かい動きは下部の障害で妨げられます。
- ⑷ 第4頸神経から第8頸神経の前枝からなり、下部の障害では肩の運動が妨げられる構成する髄節が異なり、下部の障害で妨げられるのは手指の細かい動きです。
- ⑸ 肋間神経から分かれた枝が集まって作られ、上部の障害では手内在筋の萎縮が目立つ腕神経叢を作るのは第5頸神経から第1胸神経の前枝で、肋間神経は上肢の筋を支配しません。
解説
正答は、第5頸神経から第1胸神経の前枝からなり、上部の障害で肩と肘の運動が主に妨げられるという記述です。腕神経叢はこの5つの髄節の前枝が集まって作られ、上部を作る第5から第6頸神経は肩を外へ開く筋や肘を曲げる筋を支配します。そのため上部が引き抜かれると、肩の外転と肘の屈曲が失われ、手指の運動は比較的保たれます。逆に下部の障害では手指の筋が障害されます。
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