ストレスに対する生体の反応について正しいのはどれか。
ストレスに対する生体の反応について正しいのはどれか。
- ⑴ ホメオスタシスは外の変化に合わせて内部も大きく変える仕組みである。ホメオスタシスは外が変化しても内部環境を一定に保とうとする仕組みです。
- ⑵ 疲弊期には抵抗力が高い状態が長く保たれている。疲弊期は適応の限界を超えた段階で、抵抗力は低下して破綻に向かいます。
- ⑶ ストレスが加わると免疫の働きは高まっていく。長引くストレスでは免疫の働きが抑えられ、感染にかかりやすくなります。
- ⑷ ストレスが続くと副腎皮質からのホルモン分泌が増える。視床下部と下垂体を介して副腎皮質が刺激され、糖質コルチコイドの分泌が増えます。
- ⑸ 急なストレスではまず副交感神経の活動が優位になる。急なストレスでは交感神経が優位となり、心拍数や血圧が上がって身体が備えます。
解説
正答は、ストレスが続くと副腎皮質からのホルモン分泌が増えるという記述です。ストレスに対する反応は、交感神経と副腎髄質による素早い反応と、視床下部・下垂体・副腎皮質を介した持続的な反応の二本立てで進みます。全身適応症候群では警告反応期、抵抗期、疲弊期の順に経過し、疲弊期には抵抗力が下がります。ホメオスタシスは内部環境を一定に保つ働きですので、区別して覚えましょう。
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