体表から骨の目印を触って高さや位置を確かめる方法について、正しいものを2つ選べ。
体表から骨の目印を触って高さや位置を確かめる方法について、正しいものを2つ選べ。
- ⑴ 腸骨稜のいちばん高いところを左右で結んだ線は、第4腰椎の高さを通る。この線はヤコビー線と呼ばれ、腰椎の高さを数える起点になります。腰椎穿刺の目印にも使われます。
- ⑵ 首を前に曲げたとき、首の後ろでいちばん突き出て触れる棘突起は第7頸椎である。第7頸椎の棘突起は隆椎と呼ばれ、頸部を前屈すると最も突出します。胸椎を数える起点になります。
- ⑶ 橈骨の茎状突起は、尺骨の茎状突起より手首の中枢側にある。橈骨側の方が指先側(遠位)にあります。この前後関係が崩れると手首の骨折を疑う手がかりになります。
- ⑷ 肩甲骨の下角は、腕を下ろした姿勢で第3胸椎の高さにある。下角は第7胸椎あたりの高さです。第3胸椎の高さにあるのは肩甲骨の上部の方です。
- ⑸ 脛骨粗面は、膝を曲げた姿勢で膝の裏側に触れる。脛骨粗面は膝の前面、膝蓋骨の下方にあります。膝蓋腱がここに付くため前から触れます。
解説
正解は⑴と⑵です。腸骨稜のいちばん高いところを左右で結んだ線は第4腰椎の高さを通り、腰椎の高さを数える起点になります。首を前に曲げたときいちばん突き出て触れる棘突起は第7頸椎で、隆椎と呼ばれ、胸椎を数える起点になります。骨の目印は、遠位と近位、前面と後面を取り違えると評価そのものがずれてしまいます。触れる位置と、そこから何を数えるのかを結びつけて覚えておきましょう。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。