問2 文章中の空欄 ア ウ に入る正しい語句の組合せを,次の1 ~4 のうちから…
生物の特徴に関して,科学的に探究した。問1 ~問3 に答えよ。 細胞数の推定について会話している場面 ミライ:文化祭で焼きそばを売ることになったんだ。食品を扱うから食中毒に気を付け て取り組むよ。そういえば,細菌が食中毒を引き起こすことがあると,前に聞 いたことがあるけれど,細菌がいるかどうかを確認する方法はないのかな。 アユム: 目に見えない細菌もヒトと同じ生物だから,全ての生物が共通にもつ物質を 細菌ももっているよね。そこで,ホタルが光る原理を応用して,この物質から 細菌の数を推定する方法があるって前に調べたことがあるよ。 ミライ:どういう仕組みで推定するのかな。 アユム:ホタルの発光には,主にタンパク質からできていて触媒として働く ア が 関係しているみたいだよ。 ア が イ と結合して, ウ のエネル ギーを利用することで発光が起こるんだ(図1 )。 ウ は細菌でもエネル ギーの受け渡しに利用されている物質で,細菌1 個体がもつ ウ の量はほ ぼ一定なので,発光の強弱で細菌の量を推定することができるんだ。 ウ が分解されたもの 光 ウ イ ア 図1 ミライ:例えば,調理するために使う包丁をこの仕組みで検査したとき,光が エ ほど, ウ が多くあることになるから,細菌が多くいるということだね。 アユム:そうだね。でも, オ 可能性も考えられるね。 ⒜
問2 文章中の空欄 ア ウ に入る正しい語句の組合せを,次の1 ~4 のうちから 一つ選べ。
- 1 ア:酵素 イ:基質 ウ:ATP触媒として働くのが酵素、その相手が基質、エネルギーを受け渡す物質がATPで、説明と一致します。
- 2 ア:酵素 イ:基質 ウ:ADPアとイは正しいのですが、エネルギーを蓄えて受け渡す物質はADPではなくATPです。
- 3 ア:基質 イ:酵素 ウ:ATPウは正しいのですが、触媒として働くのは基質ではなく酵素です。
- 4 ア:基質 イ:酵素 ウ:ADP三つとも誤りです。酵素が基質に働きかけ、ATPのエネルギーが使われます。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。アには酵素が入ります。主にタンパク質からできていて触媒として働くという説明は、酵素そのものの定義です。イには基質が入ります。酵素が結合してはたらきかける相手の物質を基質といいます。ウにはATPが入ります。ATPはすべての生物がエネルギーの受け渡しに使う物質で、分解されるときに取り出されるエネルギーが発光に使われます。ADPはATPからリン酸が一つ外れた状態の物質で、エネルギーを蓄えている側ではありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成