問3 文章中の空欄 エ に入る語句を,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
遺伝子とその働きに関して,科学的に探究した。問1 ~問4 に答えよ。 体細胞分裂の観察から考えている場面 アユム:タマネギの体細胞分裂を顕微鏡で300 個観察して,一部をスケッチ(図1 )した よ。スケッチ(図1 )の中で,中期の細胞は ア だね。結果の表1 は,各時 期の細胞数をまとめたものだよ。 X Y 図1 表1 ミライ:全体の細胞数に対する各時期の細胞数の割合は,「細胞周期が1 周するのにか かる時間」に対する「各時期にかかる時間」の割合に等しいとして考えることが できるんだよね。 アユム:そう考えると,最も時間がかかる時期は イ であることが分かるね。 ミライ:細胞周期は間期と分裂期に分けられて,間期はG1 期(DNA 合成準備期), S 期(DNA 合成期),G2 期(分裂準備期)に分かれていると習ったけれど,間期 の細胞の見た目に違いはなかったね。 アユム:G1 期,S 期,G2 期は細胞当たりのDNA 量で違いを確認できるよ。G1 期と G2 期の細胞当たりのDNA 量の違いは ウ のようなグラフで表すことも できるよ。 ミライ:S 期の細胞当たりのDNA 量は エ になるということかな。
問3 文章中の空欄 エ に入る語句を,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
| 時 期 | 細胞数 |
|---|---|
| 間 期 | 240 個 |
| 前 期 | 30 個 |
| 中 期 | 15 個 |
| 後 期 | 6 個 |
| 終 期 | 9 個 |
| 合 計 | 300 個 |
- 1 G1 期の値と同じ値S期にはDNAが増えていくので、G1期と同じ値にとどまりません。
- 2 G1 期の値とG2 期の値の間のいずれかの値合成の途中なので、G1期とG2期の間のいずれかの値になります。
- 3 G2 期の値と同じ値G2期の値に達するのはS期が終わったあとです。
- 4 G1 期の値もしくはG2 期の値のいずれかよりも多い値DNA量はG2期の値を超えることはありません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。表はこのページに組み直して載せています。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。S期はDNAが合成されていく時期なので、細胞当たりのDNA量はG1期の値から少しずつ増え、終わるころにG2期の値に達します。したがって細胞ごとに見ると、G1期の値とG2期の値の間のいずれかの値をとります。G1期やG2期と同じ値に決まるわけではなく、G2期の値を超えることもありません。DNA量が倍になる途中の時期だと考えましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成