問2 文章中の空欄 イ に入る正しい語句を,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
免疫に関して,科学的に探究した。問1 ~問3 に答えよ。 インフルエンザの検査キットについて考えている場面 ミライ:この前,インフルエンザの検査キット(図1 )を使って検査をしたんだ。この 検査キットではウイルスは検出されなかった(陰性)みたいだけど,どんな仕組 みでウイルスを検出できるのかとても不思議に思ったので調べたよ。この説明 文(図2 )を見て。 判定部 検査キット 検体を入れる部分 (色のついた抗体がある) 図1 ―説明文― 検査キットの中には,色のついた抗体があります。この抗体はインフルエンザウイ ルスと結合できます。鼻の粘液や唾液などを検体として,検査キットに入れます。 判定部Ⅰは,インフルエンザウイルスと結合できる抗体があります。色のついた線 が現れると,インフルエンザに感染している可能性が高いと考えられます。 判定部Ⅱは,検査キット自体が使えるものかどうかを確かめます。色のついた線が 現れると,検査キットが有効であることを示します。 図2 アユム:なるほど,こういう仕組みなんだね。つまりミライが使った検査キットの結果 は, ア だったわけだ。この検査キットは イ という免疫の仕組みを 応用したものだね。
問2 文章中の空欄 イ に入る正しい語句を,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 物理的・化学的防御皮膚や粘液による防御で、抗体を使う仕組みではありません。
- 2 自然免疫自然免疫は食細胞がはたらく仕組みで、抗体は使いません。
- 3 体液性免疫抗体が抗原と結び付くはたらきなので、体液性免疫にあたります。
- 4 細胞性免疫細胞性免疫はT細胞が直接はたらく仕組みで、抗体は使いません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。この検査キットは、インフルエンザウイルスと結合する抗体を使ってウイルスを見つける仕組みです。抗体は、体液中でB細胞からつくられて抗原と結び付き、それを取り除く免疫のはたらきを担います。このはたらきを体液性免疫といいます。物理的・化学的防御や自然免疫は抗体を使わず、細胞性免疫はT細胞が直接はたらく仕組みなので当てはまりません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成