問2 この物体は生物の特徴をもっていたので,アユムは酢酸オルセイン溶液で染色して…
生物の特徴に関して,科学的に探究した。問1 ~問3 に答えよ。 アユムが見つけた物体について探究している場面 アユムはある日の雨上がり,家の駐車場の石の間に得体の知れないブヨブヨと膨らん だ物体(図1 )があるのに気付いた。観察を続けると,乾燥した日が続くと乾いてパリパ リした状態になる(図2 )が,雨が降るとまた膨らんだ状態になった。 図1 図2
問2 この物体は生物の特徴をもっていたので,アユムは酢酸オルセイン溶液で染色して光学顕 微鏡で観察し,スケッチした(図3 )。その結果,アユムはこれを原核生物であると判断した。 その根拠として最も適切なものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
図3
- 1 細胞壁をもっている細胞壁は、植物細胞や多くの原核生物がもっています。
- 2 細胞膜をもっている細胞膜は、すべての細胞がもっています。
- 3 核をもっていない核膜に包まれた核がないことが、原核生物の決め手になります。
- 4 細胞が大きい代謝とエネルギーについて実験している場面細胞の大きさだけでは、原核生物かどうかは決められません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。原核生物と真核生物を分ける最も大きな違いは、核膜に包まれた核をもつかどうかです。酢酸オルセイン溶液は核を赤く染めるので、染めても核が見えなければ原核生物だと判断できます。1の細胞壁は植物細胞や多くの原核生物がもち、2の細胞膜はすべての細胞がもち、4の大きさだけでは決められません。染色して何が見えたかを根拠にすることが大切です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成