問5 次の文章は,免疫についてのミライとアユムの会話である。文章中の空欄 キ に…
生物の体内環境について,問1 ~問5 に答えよ。
問5 次の文章は,免疫についてのミライとアユムの会話である。文章中の空欄 キ に入る 記号の正しい組合せを,下の1 ~5 のうちから一つ選べ。
ミライ:授業の発表で,私たちの班は体液性免疫の担当になったよ。黒板で説明する時 に使う免疫細胞のカード(図5 )をつくってみたよ。リンパ節の図を描いて, カードを使って免疫を説明するつもりだよ。 アユム:いいアイディアだね。私たちの班も同じようにリンパ節の図とカードを使って 細胞性免疫を説明しようかな(図6 )。カードを借りてもいいかな。 ミライ:いいよ。細胞性免疫にも樹状細胞とT 細胞のカードは必要だから貸すね。 アユム:細胞性免疫でその他に使うカードは,図5 のg~jのうちの キ だったよ ね。 樹状細胞 T 細胞 マクロファージ B 細胞 記憶細胞 抗体 形質細胞 (抗体産生細胞) g h i j 図5 細胞性免疫 リンパ管 リンパ節 血管 図6
- 1 g,hhのB細胞は抗体をつくる体液性免疫の細胞です。
- 2 g,i食作用を行うマクロファージと、二度目に備える記憶細胞が必要になります。
- 3 g,jjの形質細胞は抗体をつくる細胞で、体液性免疫で働きます。
- 4 g,h,ihのB細胞は細胞性免疫では使いません。
- 5 h,i,jhもjも体液性免疫の細胞で、gのマクロファージが抜けています。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は2です。細胞性免疫では、樹状細胞が抗原を提示し、T細胞が感染した細胞を直接攻撃します。同じく食作用を行うマクロファージも働き、一度反応した記憶細胞が残って二度目に備えます。したがって図5のgのマクロファージとiの記憶細胞が必要です。hのB細胞とjの形質細胞、そして抗体は、体液性免疫で働くものなので細胞性免疫では使いません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成