問2 次の文章は,遺伝子について述べたものである。文章中の空欄 ア ウ に入る …
遺伝子とその働きについて,問1 ~問4 に答えよ。
問2 次の文章は,遺伝子について述べたものである。文章中の空欄 ア ウ に入る 語句の正しい組合せを,下の1 ~5 のうちから一つ選べ。
生物は,それぞれの個体の形成,維持,繁殖などの生命活動に必要な全ての遺伝情報 を含んだDNA をもっている。ある生物の生殖細胞がもつ全ての遺伝情報を ア と いう。受精卵には卵と精子に由来する染色体が含まれているため, イ 組の ア が存在している。 ア を構成するDNA には,「遺伝子として働く部分」と 「遺伝子として働かない部分」が含まれている。 ヒトの皮膚の細胞や神経の細胞は,それぞれ異なった形態や機能をもつように分化す る。これらの細胞には ウ 遺伝子が含まれているが,個体の部位に応じて発現する 遺伝子が異なるからである。
- 1 ア:ゲノム イ:1 ウ:同じ受精卵は卵と精子の両方から受け継ぐので、1組ではありません。
- 2 ア:ゲノム イ:2 ウ:同じゲノムが2組あり、細胞がもつ遺伝子はどれも同じです。
- 3 ア:ゲノム イ:2 ウ:異なる組数は正しいものの、分化した細胞の遺伝子は同じです。
- 4 ア:ヌクレオチド イ:1 ウ:異なるヌクレオチドはDNAの構成単位で、遺伝情報の全体を指しません。
- 5 ア:ヌクレオチド イ:2 ウ:異なる語も、分化した細胞の遺伝子の違いについても当てはまりません。
解説
正解は2です。ある生物が生きていくのに必要な一組の遺伝情報をゲノムといいます。ヌクレオチドはDNAをつくる単位なので、アには当てはまりません。受精卵は卵と精子の両方から染色体を受け継ぐので、イには2が入ります。また分化した細胞はどれも受精卵と同じ遺伝子をもっており、はたらく遺伝子が部位ごとに違うだけなので、ウには同じが入ります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成