問2 次の文章は,肝臓の働きについてのミライとアユムの会話である。文章中の空欄 …
生物の体内環境について,問1 ~問5 に答えよ。
問2 次の文章は,肝臓の働きについてのミライとアユムの会話である。文章中の空欄 エ カ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
アユム:昨日,肝臓の働きについて勉強したね。そう言えば,肝臓の働きが悪くなると 目の白い部分などが黄色くなるって聞いたことがあるよ。 ミライ:黄疸のことだね。肝臓でつくられて脂肪の分解を助ける働きのある エ が 関係あるみたい。 エ の主成分は,古くなった赤血球が脾臓などで壊され てできるビリルビンという黄褐色の物質なんだけど,血液で肝臓に運ばれた後 に,処理しきれないと血液中に出てしまうんだ。これが原因で体が黄色くなる んだよ。 アユム:よく知ってるね。ところで エ は肝臓でつくられた後,どうなるのかな。 ミライ: オ で一時的に蓄えられて,濃縮されてから十二指腸に放出されて,最終 的には便として体外に排出されるよ。 アユム:なるほど。他にも肝臓の働きはあるのかな。 ミライ:今日は血糖濃度の調節と解毒作用を勉強したけど,他にも血しょう中に存在す る カ の合成もあるみたい。 カ の具体例にはホルモンなどの様々な 物質と結合して,それらを全身に運搬するアルブミンや,血液凝固に関係する フィブリンなどがあるよ。肝臓は血しょう中の カ を合成し,供給してい るんだよ。 アユム:肝臓は物質の合成や分解に関する働きがたくさんあるから,生体の化学工場な んて言われるんだね。
- 1 エ:尿素 オ:すい臓 カ:タンパク質脂肪の消化を助けるのは胆汁で、また蓄えるのは胆のうです。
- 2 エ:尿素 オ:胆のう カ:グルコース脂肪の消化を助けるのは尿素ではなく胆汁です。
- 3 エ:尿素 オ:すい臓 カ:グルコース物質の名前も貯蔵の場所も、どちらも当てはまりません。
- 4 エ:胆汁 オ:胆のう カ:グルコースアルブミンはグルコースではなくタンパク質の一種です。
- 5 エ:胆汁 オ:すい臓 カ:タンパク質胆汁を蓄えるのはすい臓ではなく胆のうです。
- 6 エ:胆汁 オ:胆のう カ:タンパク質胆汁が胆のうに蓄えられ、肝臓は血しょう中のタンパク質も合成します。
解説
正解は6です。肝臓でつくられて脂肪の消化を助けるのは胆汁です。尿素は有害なアンモニアから合成される老廃物なので、脂肪の消化には関わりません。胆汁は胆のうに一時的に蓄えられて濃縮され、十二指腸へ放出されます。すい臓はすい液を分泌する器官なので、貯蔵の場ではありません。また血しょう中にあるアルブミンなどはタンパク質で、肝臓で合成されています。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00010.htm)を加工して作成