問3 図1 は,体細胞分裂を繰り返している細胞群について,細胞当たりのDNA 量…
遺伝子とその働きについて,問1 ~問4 に答えよ。
問3 図1 は,体細胞分裂を繰り返している細胞群について,細胞当たりのDNA 量(相対値)と 細胞数を調べた結果である。図1 中のX~Zは,細胞当たりのDNA 量に対応する細胞群を 示す。細胞周期の各時期について述べた文章a~eの正しい組合せを,下の1 ~6 のうちか ら一つ選べ。
細胞数 細胞当たりのDNA 量(相対値) X 図1 a Xは細胞数が一番多いので,S 期の細胞である。 b Xは細胞当たりのDNA 量が1 の細胞が多いので,M 期(分裂期)の細胞である。 c Yは細胞当たりのDNA 量が1 から2 の間の細胞が含まれるので,S 期の細胞である。 d Yは細胞数が少ないので,G1 期の細胞である。 e Zは細胞当たりのDNA 量が2 であるので,G2 期とM 期(分裂期)の細胞の両方が含ま れる。
- 1 a,c細胞数が多いことはS期である理由にならないので、aは正しくありません。
- 2 a,daもdも、細胞数の多さから時期を決めている点が誤りです。
- 3 b,ccは正しいものの、DNA量が1のXはM期ではありません。
- 4 b,dbもdも、DNA量と時期の対応が合っていません。
- 5 b,eeは正しいものの、DNA量が1のXはM期ではなくG1期です。
- 6 c,eDNA量が1から2の間のYがS期、2のZにG2期とM期が含まれます。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は6です。細胞周期では、G1期の細胞のDNA量を1とすると、S期に複製が進んで1から2の間の値をとり、G2期とM期では2になります。したがってDNA量が1から2の間にあるYはS期の細胞なのでcが正しく、DNA量が2のZにはG2期とM期の細胞がどちらも含まれるのでeも正しくなります。細胞数の多い少ないではなく、DNA量で時期を見分ける点が大切です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成