問2 次の文章は,DNA の塩基組成について述べたものである。文章中の空欄 ウ …
遺伝子とその働きについて,問1 ~問4 に答えよ。
問2 次の文章は,DNA の塩基組成について述べたものである。文章中の空欄 ウ と エ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
表1 は,生物の細胞に含まれるDNA を構成する塩基の割合(%)をまとめたものであ る。この表1 から, ウ の割合は生物によってほぼ等しいということが予想され る。この規則性はシャルガフらが発見し,その後の エ の発見を導くきっかけと なった。 表1 生 物 塩基の割合(%) A T G C 大腸菌 24.7 23.6 26.0 25.7 バッタ 29.3 29.3 20.5 20.7 ヒ ト 30.9 29.4 19.9 19.8
- 1 ウ:A とT エ:DNA の二重らせん構造AとTの割合がほぼ等しく、この規則性が二重らせん構造の発見につながりました。
- 2 ウ:A とT エ:メンデルの遺伝の法則メンデルの遺伝の法則は塩基の割合とは関係なく、先に発表されています。
- 3 ウ:A とG エ:DNA の二重らせん構造表ではAとGの割合は等しくなっていません。
- 4 ウ:A とG エ:メンデルの遺伝の法則塩基の組合せも、導かれた発見も当てはまりません。
- 5 ウ:A とC エ:DNA の二重らせん構造AとCの割合は、表では等しくなっていません。
- 6 ウ:A とC エ:メンデルの遺伝の法則塩基の組合せも、導かれた発見も当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。表を見ると、どの生物でもAとTの割合がほぼ等しく、GとCの割合もほぼ等しくなっています。AとGやAとCでは等しくなりません。この規則性をシャルガフの規則といい、AはTと、GはCと決まった相手と対をつくるという考えにつながりました。この気づきが、DNAが2本の鎖からなる二重らせん構造であるという発見を導くきっかけになっています。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成