問3 次の文章は,ATP の分解と合成について述べたものである。文章中の空欄 エ…
生物の特徴について,問1 ~問4 に答えよ。
問3 次の文章は,ATP の分解と合成について述べたものである。文章中の空欄 エ と オ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
ATP には, エ が3 つ結合した部分がある。ATP から末端の エ が切り離 されると生物が活動するためのエネルギーが発生し,ADP が生じる(図1 )。 ヒトの場合,体内に存在するATP の量は必要とされる量の約1000 分の1 と考えら れている。それにもかかわらず,細胞内の生命活動が維持されるのは,ATP の オ ためである。 エネルギー エネルギー 分解 合成 図1
- 1 エ:アデニン オ:分解と合成が繰り返される3つ結合しているのは塩基のアデニンではなくリン酸です。
- 2 エ:アデニン オ:再利用がされず,使い捨てられる結合しているものも、使い捨てられるという説明も当てはまりません。
- 3 エ:リン酸 オ:分解と合成が繰り返される3つ結合しているのはリン酸で、ATPは分解と合成を繰り返して使われます。
- 4 エ:リン酸 オ:再利用がされず,使い捨てられるATPは何度もつくり直されるので、使い捨てられるわけではありません。
- 5 エ:糖 オ:分解と合成が繰り返されるATPに含まれる糖は1つなので、3つ結合しているものではありません。
- 6 エ:糖 オ:再利用がされず,使い捨てられる結合しているものも、再利用されないという説明も当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。ATPはアデノシンにリン酸が3つ結合した物質で、末端のリン酸が切り離されるときにエネルギーが取り出されてADPになります。アデニンは塩基の名前、糖はリボースなので、3つ結合しているものには当てはまりません。また体内のATPの量が少なくても生命活動が続くのは、ADPとリン酸から何度もATPがつくり直され、分解と合成が繰り返されているからです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成