問1 次の文章は,生物の大きさについての太郎と花子の会話である。文章中の空欄 ア…
生物の特徴について,問1 ~問4 に答えよ。
問1 次の文章は,生物の大きさについての太郎と花子の会話である。文章中の空欄 ア ウ に入る語句の正しい組合せを,次のページの1 ~4 のうちから一つ選べ。
太 郎:ビオトープの池の水をすくってみたら,何か泳いでいるものが見えたよ。 顕微鏡で観察したものがこの生き物(図1 )だよ。 花 子:この生き物は ア だね。私は乳製品を顕微鏡の高倍率で観察したけど, 「小さすぎてよく分からない。」と先生に言ったら, イ 顕微鏡で観察した 写真(図2 )を見せてもらえたよ。観察できたのは乳酸菌だったわ。 太 郎:僕は池の近くで見つけた別の生き物を顕微鏡で観察して,スケッチ(図3 )した よ。 花 子:この生き物はイシクラゲ,またはネンジュモとも言うよ。 太 郎: ア と乳酸菌とイシクラゲの1 つの細胞の大きさを順に並べるとどうなる かな。 花 子:この順番かな。 ア > ウ 100 μm 0.5 μm 20 μm 図1 図2 図3 ※図1 ~3 の倍率は異なる。
- 1 ア:ミドリムシ イ:電子 ウ:イシクラゲ> 乳酸菌図1の生物は繊毛でおおわれているので、ミドリムシではありません。
- 2 ア:ミドリムシ イ:光学 ウ:乳酸菌> イシクラゲ生物名も、顕微鏡の種類も、大きさの順も当てはまりません。
- 3 ア:ゾウリムシ イ:電子 ウ:イシクラゲ> 乳酸菌繊毛をもつゾウリムシで、電子顕微鏡を使い、イシクラゲは乳酸菌より大きくなります。
- 4 ア:ゾウリムシ イ:光学 ウ:乳酸菌> イシクラゲ0.5 μmの乳酸菌は光学顕微鏡では細部まで見えません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。図1は体の表面が繊毛でおおわれた細長い形の単細胞生物で、目盛りが100 μmであることからゾウリムシと分かります。ミドリムシは葉緑体をもち紡錘形で、繊毛はありません。また乳酸菌は0.5 μmほどしかなく光学顕微鏡では細部が見えないので、観察には電子顕微鏡を使います。イシクラゲの細胞は数μmあり、乳酸菌より大きくなります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00007.htm)を加工して作成