問3 次の文章は,花子が日本のバイオームについて発表した時のものである。文章中の…
植生の多様性と分布について,問1 ~問4 に答えよ。
問3 次の文章は,花子が日本のバイオームについて発表した時のものである。文章中の空欄 カ ケ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
今日は,日本のバイオームについて発表します。 バイオームの分布は年平均気温と年降水量で決まります。日本では,森林が成り立つ のに十分な カ があるので, キ によってバイオームの分布が決まります。平 地では,緯度が上がるほど キ が低下することから,バイオームは緯度に従って変 化します。このように,緯度に対応したバイオームの分布を ク といいます。 ある地域の緯度が36°,経度が140°の場合,図4 を見ると,バイオームは照葉樹林 であることが分かります。照葉樹林のバイオームでは, ケ などの照葉樹が優占し ます。 140° 145° 亜熱帯多雨林 125° 130° 25° 45° 図4
- 1 カ:年降水量 キ:年平均気温 ク:垂直分布 ケ:スダジイ,タブノキ緯度に対応した分布は垂直分布ではなく水平分布です。
- 2 カ:年降水量 キ:年平均気温 ク:垂直分布 ケ:ブナ,ミズナラ分布の呼び名も、照葉樹林の代表的な樹種も当てはまりません。
- 3 カ:年降水量 キ:年平均気温 ク:水平分布 ケ:スダジイ,タブノキ十分な年降水量があるため年平均気温で決まり、緯度に沿う分布が水平分布です。
- 4 カ:年平均気温 キ:年降水量 ク:水平分布 ケ:スダジイ,タブノキ十分にあるのは年降水量で、分布を決めるのは年平均気温です。
- 5 カ:年平均気温 キ:年降水量 ク:水平分布 ケ:ブナ,ミズナラ2つの要素が入れ替わっており、樹種も照葉樹林のものではありません。
- 6 カ:年平均気温 キ:年降水量 ク:垂直分布 ケ:ブナ,ミズナラ要素の割り当ても、分布の呼び名も樹種も当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。日本は森林が成り立つのに十分な年降水量があるため、バイオームの分布は年平均気温で決まります。平地では緯度が上がるほど気温が下がるので、バイオームは緯度に従って変わります。この緯度に対応した分布を水平分布といい、標高に対応した分布が垂直分布です。また照葉樹林で優占するのはスダジイやタブノキで、ブナやミズナラは夏緑樹林の樹種です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00005.htm)を加工して作成