問3 次の図2 は,チロキシンの分泌の流れについて示したものである。これと関連し…
体内環境と恒常性について,問1 ~問5 に答えよ。
問3 次の図2 は,チロキシンの分泌の流れについて示したものである。これと関連して,チロ キシン分泌のフィードバックについて述べた正しい文を,下の1 ~5 のうちから一つ選べ。
A 間脳の視床下部 B 脳下垂体前葉 C 甲状腺 D 標的細胞 図2
- 1 Aから甲状腺刺激ホルモンが分泌され,Bが刺激される。甲状腺刺激ホルモンを出すのは、視床下部ではなく脳下垂体です。
- 2 Bから甲状腺刺激ホルモンが分泌され,Cが刺激される。脳下垂体が甲状腺刺激ホルモンを出す相手は、甲状腺です。
- 3 Aからチロキシンが分泌され,直接Dが刺激される。チロキシンを出すのは甲状腺で、視床下部ではありません。
- 4 Cからチロキシンが分泌され,AやBの働きを調節する。甲状腺から出たチロキシンが、上流のはたらきを抑えます。
- 5 Cからチロキシンが分泌され,直接Dが刺激される。チロキシンは上流にはたらきかけ、負のフィードバックを起こします。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。チロキシンは、視床下部から出る放出ホルモンが脳下垂体を刺激し、脳下垂体が甲状腺刺激ホルモンを出すことで、甲状腺から分泌されます。血液中のチロキシンが増えると、それが視床下部と脳下垂体のはたらきを抑えるようにはたらき、分泌量が一定に保たれます。このような調節のしくみを負のフィードバックといいます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00005.htm)を加工して作成