問4 次の文章は,太郎が秋の休日を利用して山に登った様子をまとめたものである。文…
植生の多様性と分布について,問1 ~問4 に答えよ。 花 子:2019 年の夏に,南米のアマゾンでかつてないほど大規模な森林火災が発生し て,広大な面積の森林が失われてしまったね。 太 郎:地球の未来のためにもこのような森林は減らしたくないな。 花 子:でも,このような熱帯多雨林の面積は他の地域でも減っているようだけれど, どんな地域かな。 太 郎:地図上(図1 )のアマゾンのような熱帯多雨林のバイオームがある地域は, カ などに見られるんだね。 アマゾン c a b d e 図1 カ a,b,c a,c,e a,d,e b,d b,c d,e
問4 次の文章は,太郎が秋の休日を利用して山に登った様子をまとめたものである。文章中の 空欄 キ ケ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
植物に興味のある太郎は,山登りをした後,「低地ではブナ・ミズナラの林,標高が 高くなるにつれて キ の林,さらに上ではハイマツの林を観察した。調査した標高 による植生の違いを ク という。また,調査した場所に一番近い ク が見られ るのは図2 中の ケ である。」とまとめました。 A B 図2
- 1 キ:常緑広葉樹 ク:水平分布 ケ:B標高が上がると常緑広葉樹ではなく針葉樹の林になります。
- 2 キ:常緑広葉樹 ク:垂直分布 ケ:B垂直分布は正しいものの、標高が上がると針葉樹の林になります。
- 3 キ:常緑広葉樹 ク:水平分布 ケ:A樹種も、標高による違いを指す語も当てはまりません。
- 4 キ:針葉樹 ク:垂直分布 ケ:A標高が上がると針葉樹の林になり、標高による違いを垂直分布といいます。
- 5 キ:針葉樹 ク:水平分布 ケ:A針葉樹は正しいものの、標高による違いは水平分布ではありません。
- 6 キ:針葉樹 ク:垂直分布 ケ:B垂直分布は正しいものの、この植生が見られるのは南西の島ではありません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。低地のブナ・ミズナラの林は夏緑樹林で、そこから標高が上がると針葉樹の林になり、さらに上ではハイマツの低木林が広がります。常緑広葉樹は暖かい低地に分布するので、標高が高い場所には当てはまりません。また標高による植生の違いを垂直分布といい、緯度による違いが水平分布です。この順に並ぶ山があるのは、本州の中部から東北にかけての地域になります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成