問3 次の文章は,血液中のグルコースの血中濃度(血糖値)とホルモンⅠとⅡについて…
生物の体内環境とその維持について,問1 ~問5 に答えよ。
問3 次の文章は,血液中のグルコースの血中濃度(血糖値)とホルモンⅠとⅡについての太郎と 花子の会話である。文章中の空欄 ウ と エ に入る語句の正しい組合せを,下の 1 ~6 のうちから一つ選べ。
太 郎:授業で習ったすい臓のホルモンの分泌について,復習してみよう。図3 では, 食後にグルコースの血中濃度(血糖値)が上がると同時に,ホルモンⅠが血液中 で増加していることが確認できるね。逆に,ホルモンⅡは減少しているね。 花 子:ということは,ホルモンⅡは ウ だと分かるね。 太 郎:ホルモンⅠとⅡは,すい臓の図4 の エ から分泌されるんだったね。 花 子:発見した人の名前及びその形状から, エ という名前だったね。 図3 時 間[時間] -1 食事 ホルモン Ⅰ 濃 度 〔 相対値 〕 ホルモン Ⅱ 濃 度 〔 相対値 〕 血糖値 ﹇ mg / ⇄ mL ﹈ ホルモンⅠ ⇄ ホルモンⅡ グルコース (血糖値) 図4 血管 A細胞 B細胞 外分泌腺
- 1 ウ:インスリン エ:ランゲルハンス島食後に減っているホルモンⅡは、血糖値を下げるインスリンではありません。
- 2 ウ:インスリン エ:甲状腺ホルモンの名前も、分泌する場所も当てはまりません。
- 3 ウ:チロキシン エ:ランゲルハンス島チロキシンは甲状腺から出るホルモンで、血糖値の調節が主な役割ではありません。
- 4 ウ:チロキシン エ:甲状腺チロキシンという名前も、甲状腺という場所も当てはまりません。
- 5 ウ:グルカゴン エ:ランゲルハンス島食後に減るホルモンⅡはグルカゴンで、すい臓のランゲルハンス島から分泌されます。
- 6 ウ:グルカゴン エ:甲状腺グルカゴンは正しいものの、分泌するのは甲状腺ではありません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は5です。食後に血糖値が上がったときに増えるホルモンⅠは、血糖値を下げるインスリンです。逆に減少しているホルモンⅡは、血糖値を上げる働きをもつグルカゴンになります。チロキシンは甲状腺から出て代謝を高めるホルモンなので当てはまりません。またインスリンとグルカゴンは、どちらもすい臓の中に島のように散らばるランゲルハンス島から分泌されます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成