問4 次の文章は,ホルモンの情報伝達について述べたものである。文章中の空欄 コ …
生物の体内環境の維持について,問1 ~問5 に答えよ。
問4 次の文章は,ホルモンの情報伝達について述べたものである。文章中の空欄 コ シ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
内分泌腺は,情報を伝達する物質であるホルモンを コ に分泌する器官である。 ホルモンは,全身に運ばれ,特定の細胞に作用を及ぼす。一般にホルモンが作用を及ぼ す特定の細胞を サ という。ホルモンは シ に結合することで サ に反応 が現われる。図3 は,その模式図である。 シ には特定のホルモンのみが結合する ことができる。 特定の反応が現われる 図3 ホルモン ホルモン
- 1 コ:体表面 サ:神経分泌細胞 シ:受容体ホルモンは体表面ではなく血液中に分泌されます。
- 2 コ:体表面 サ:標的細胞 シ:受容体受容体という語は正しいものの、分泌先は血液中です。
- 3 コ:体表面 サ:神経分泌細胞 シ:脳下垂体分泌先も、結合する相手の名前も当てはまりません。
- 4 コ:血液中 サ:標的細胞 シ:受容体血液中に分泌され、標的細胞の受容体に結合して作用します。
- 5 コ:血液中 サ:神経分泌細胞 シ:脳下垂体神経分泌細胞はホルモンを分泌する細胞で、作用を受ける側ではありません。
- 6 コ:血液中 サ:標的細胞 シ:脳下垂体脳下垂体は内分泌腺の一つで、ホルモンが結合する部分の名前ではありません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。内分泌腺はホルモンを血液中に分泌し、血流にのって全身へ運びます。汗腺のように体表面へ出す器官は外分泌腺なので、区別しておきましょう。ホルモンが作用を及ぼす特定の細胞を標的細胞といい、標的細胞には特定のホルモンだけが結合できる受容体があります。この鍵と鍵穴のような関係があるため、ホルモンは決まった細胞にだけ作用します。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成