問2 次の文章は,肝臓の働きにおける様々な物質の合成と分解について述べたものであ…
生物の体内環境の維持について,問1 ~問5 に答えよ。
問2 次の文章は,肝臓の働きにおける様々な物質の合成と分解について述べたものである。文 章中の空欄 エ カ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選 べ。
肝臓には,体液の成分を一定に保つ働きがある。例えば, エ に変えて貯蔵する など,血液中の血糖量を調節している。他にも,タンパク質やアミノ酸の分解で生じた 毒性の強い オ から毒性の弱い尿素を合成したり,薬などの化学物質を分解して効 果を弱くしたり,脂肪の消化を助ける カ をつくったりする働きもある。
- 1 エ:グリコーゲンをグルコース オ:アルコール カ:アミラーゼ貯蔵するのはグリコーゲンで、またアミラーゼはデンプンを分解する酵素です。
- 2 エ:グリコーゲンをグルコース オ:アンモニア カ:アミラーゼアンモニアは正しいものの、貯蔵の向きとカの物質が合いません。
- 3 エ:グリコーゲンをグルコース オ:アルコール カ:胆汁タンパク質の分解で生じる毒性の強い物質はアンモニアです。
- 4 エ:グルコースをグリコーゲン オ:アンモニア カ:アミラーゼ脂肪の消化を助けるのは胆汁で、アミラーゼではありません。
- 5 エ:グルコースをグリコーゲン オ:アルコール カ:胆汁タンパク質の分解で生じるのはアルコールではなくアンモニアです。
- 6 エ:グルコースをグリコーゲン オ:アンモニア カ:胆汁グルコースをグリコーゲンにして貯蔵し、アンモニアから尿素を、脂肪の消化に胆汁をつくります。
解説
正解は6です。肝臓は血糖が多いときにグルコースをグリコーゲンに変えて貯蔵し、足りないときに分解して放出することで血糖量を調節します。またタンパク質やアミノ酸の分解で生じる毒性の強いアンモニアを、毒性の弱い尿素に変える働きももっています。アルコールは分解の対象ではあっても、この文で生じる物質ではありません。さらに脂肪の消化を助ける胆汁をつくるのも肝臓の働きです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成