大腸菌の細胞には、核も、ミトコンドリアや葉緑体のような膜で仕切られた構造も見られ…
大腸菌の細胞には、核も、ミトコンドリアや葉緑体のような膜で仕切られた構造も見られません。それでも大腸菌は、養分のある場所ではさかんに分裂して数を増やします。このことから大腸菌について言えることとして、最も適切なものはどれか。
- ⑴ ミトコンドリアをもたないので、大腸菌はエネルギーを使わずに生きており、分裂に要するものも外から取り込んでいる。エネルギーを利用することは生物に共通する性質で、大腸菌もみずからエネルギーを取り出して使っています。
- ⑵ 核などの構造をもたなくても細胞であることに変わりはなく、DNAを複製して分けることで数を増やしている。原核生物も細胞を基本的な単位とし、DNAをもって自己複製するという、生物に共通する性質を備えています。
- ⑶ 膜で仕切られた構造をもたないので、大腸菌の細胞にはDNAがなく、分裂のたびに養分から新しい体をつくり直している。原核生物である大腸菌も遺伝物質としてDNAをもっており、それを複製して分けることで増えます。
- ⑷ 核をもたないので、大腸菌は細胞という単位をもたない生物であり、細胞からできている生物とは別の起源から生じた。大腸菌も一つの細胞からなる生物です。核があるかどうかは、細胞かどうかの分かれ目ではありません。
解説
正解は⑵です。生物は、核をもたない原核生物と、核をもつ真核生物に分けられます。大腸菌は原核生物で、核やミトコンドリア、葉緑体のような膜で仕切られた構造をもちません。しかし、細胞膜に包まれた一つの細胞であることに変わりはなく、遺伝物質としてDNAをもち、それを複製して分けることで数を増やします。細胞が基本的な単位であること、DNAをもち自己複製すること、エネルギーを利用することは、原核生物にも真核生物にも共通する性質です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。