深い海の底、温泉の湯の中、動物の腸の中など、生活する場所も体のつくりも大きく異な…
深い海の底、温泉の湯の中、動物の腸の中など、生活する場所も体のつくりも大きく異なる生物を調べたところ、どの生物も同じ4種類の塩基からなるDNAを遺伝物質として使っていることが分かりました。この事実の説明として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 生活する場所が異なる生物どうしは、それぞれの場所で別々に生じたあと、たまたま同じしくみに行き着いたと考えられる。別々に生じた生物がたまたま同じしくみに行き着いたと考えるより、共通の祖先から受け継いだと考えるほうが自然です。
- ⑵ DNAを遺伝物質として使う生物だけが調べる対象に選ばれたので、この結果をもって生物全体に共通する性質だと述べることはできない。調べた生物は生活場所も体のつくりも大きく異なる生物であり、DNAをもつことを条件に選んだものではありません。
- ⑶ 生物は共通の祖先から分かれて多様化してきたので、祖先がもっていたしくみが今もどの生物にも受け継がれていると考えられる。生物は進化の過程で共通性を保ちながら多様化してきたので、共通性は共通の起源に由来すると考えられます。
- ⑷ 生物は環境に合わせて遺伝物質をつくりかえるので、生活する場所が変われば使われる塩基の種類の数もそれに応じて変わる。生活する場所が大きく異なっても同じ4種類の塩基が使われており、環境に応じてつくりかえられてはいません。
解説
正解は⑶です。生物は形も生活する場所も多様ですが、どの生物にも共通する性質があります。同じ4種類の塩基からなるDNAを遺伝物質として使うことは、その代表的な例です。生物は進化の過程で共通性を保ちながら多様化してきたと考えられており、こうした共通性は共通の祖先に由来すると説明されます。別々に生じた生物がたまたま同じしくみをもつようになったと考えるよりも、共通の起源から受け継いだと考えるほうが、多様な生物に同じしくみが見られることをうまく説明できます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。