ある感染症にかかって回復した人の血液を調べると、その病原体と結びつく物質がふくま…
ある感染症にかかって回復した人の血液を調べると、その病原体と結びつく物質がふくまれていました。この物質の名前と、そのはたらきの組合せとして最も適切なものはどれか。
- ⑴ 抗体という物質で、病原体と結びついてそのはたらきを妨げ、病原体を体から排除されやすくする。感染に応じてつくられ、その病原体と結びついてはたらきを妨げる物質が抗体です。異物の排除を助けます。
- ⑵ 酵素という物質で、体内に入ったどのような異物とも同じように結びついて、まとめて分解する。酵素は決まった物質に作用する触媒で、どの異物にも同じように結びつく物質ではありません。抗体と取り違えています。
- ⑶ 抗原という物質で、体内で病原体を増やしておくことによって、次に同じ病原体が入ったときに備える。抗原とよぶのは体内に入ってきた異物のほうで、抗体と取り違えています。病原体を体内で増やして備えることもありません。
- ⑷ ホルモンという物質で、血液で全身に運ばれて標的の器官にはたらき、そこで病原体を直接分解する。ホルモンは体内環境の調節に関わる物質で、病原体と結びつく物質ではありません。はたらく相手も病原体ではなく標的器官です。
解説
正解は⑴です。体内に異物が侵入すると、その異物に対応する抗体がつくられます。抗体はその病原体と結びついてはたらきを妨げ、病原体が体から排除されやすい状態にします。感染症にかかって回復した人の血液にその病原体と結びつく物質がふくまれているのは、感染に応じて抗体がつくられたためです。なお、体内に入ってきた異物のほうは抗原とよばれます。抗体と抗原は反対の立場にあるので、区別して覚えておきましょう。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。