魚類、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類は、体のつくりも生活の場もさまざまですが、いず…
魚類、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類は、体のつくりも生活の場もさまざまですが、いずれも背骨をもっています。一方、四肢をもつのはこのうちの一部のグループだけです。これらのことから、背骨と四肢という特徴について言えることとして、最も適切なものはどれか。
- ⑴ 背骨も四肢も、それぞれのグループで別々に生じた特徴で、形が似ているのは同じような環境で暮らすうちに偶然そろったと考えられる。共通する性質を偶然の一致とみなす見方です。全グループに共通する特徴は共通の祖先に由来すると考える方が、観察される分布をよく説明できます。
- ⑵ 背骨はこれらのグループが分かれる前の共通の祖先で現れた特徴で、四肢はその後に一部の系統で現れた特徴と考えられる。全体に共通する特徴は古い時期に、一部だけがもつ特徴は分かれたあとに現れたと考えるのが、共通性と起源の共有を結び付けた見方です。
- ⑶ 四肢は魚類までさかのぼる古い特徴で、水中で暮らす魚類がそれを失った結果、四肢をもつグループが一部だけになったと考えられる。一部のグループだけがもつ特徴を「もともと全体にあって失われた」と考えると、共通性が古いという手がかりが使えなくなり、系統樹上の位置と合いません。
- ⑷ 背骨をもつという共通性は分類のうえで人が決めた区切りにすぎず、体のつくりが多様であることから見て、起源を考える手がかりにはならない。共通性は分類の都合ではなく実際に観察される性質で、共通の起源を推測する手がかりになります。多様であることは共通性の存在を否定しません。
解説
正解は⑵です。生物は多様でありながら、共通する性質をもっています。そして、あるグループ全体に共通する性質は、そのグループが分かれる前の共通の祖先に由来すると考えられます。背骨はここに挙げた五つのグループすべてに見られるので、それらが分かれる前から備わっていた古い特徴です。これに対して四肢は一部のグループにしか見られないので、分かれたあとに一部の系統で現れた特徴と考えられます。系統樹の上で特徴が現れた位置を推測するとき、このような考え方を使います。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。