顕微鏡で微生物や動物、植物、菌類を観察したところ、どれも細胞からできていることが…
顕微鏡で微生物や動物、植物、菌類を観察したところ、どれも細胞からできていることがわかりました。さらに、肝臓やブロッコリーからDNAを抽出する実験も行いました。これらの観察と実験の結果から言えることとして、最も適切なものはどれか。
- ⑴ 体をつくる基本的な単位は生物の種類ごとに違っていて、菌類や微生物では細胞よりも小さな粒が単位になっていると考えられる。菌類も微生物も細胞からできており、細胞が体をつくる基本的な単位である点は共通しています。
- ⑵ 観察した生物はどれも細胞からできていてDNAをもつので、多様でも共通する性質があり、共通の起源に由来すると考えられる。細胞が基本的な単位であること、DNAをもつことは、全ての生物に共通する性質で、共通の起源に由来すると考えられています。
- ⑶ DNAを取り出せたのは肝臓とブロッコリーなので、遺伝物質をもつのは多細胞の生物に共通する特徴だと考えられる。微生物のような単細胞の生物もDNAをもっており、多細胞の生物に限った特徴ではありません。
- ⑷ 生物の形や大きさが多様であることが確かめられたので、生物どうしに共通する性質はなく、それぞれ別々の起源から生じたと考えられる。多様であることと共通性をもつことは両立します。観察と実験はむしろ共通性の存在を示しています。
解説
正解は⑵です。生物は形や大きさが多様ですが、どの生物にも共通する性質があります。顕微鏡で微生物や動物、植物、菌類を観察すると、いずれも細胞からできていることがわかります。また、肝臓やブロッコリーからDNAを抽出できることは、生物がDNAをもつという共通性を示しています。こうした共通性は、それらの生物が共通の起源をもつことに由来すると考えられています。多様でありながら共通性をもつことが、生物の大きな特徴です。
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