問8 下線部分探究活動を進めていく過程で,生徒Xのグループは考察した内容をスライ…
次のⅠ・Ⅱについて,後にある問1 ~問8 に答えよ。 Ⅰ 生徒が作成した年表についての問に答えよ。 年表 国際的な通貨制度の成立と国際関係 年 世界の出来事 年 日本の出来事 イギリスで,金本位制が採用され る。 林則徐が広州に派遣され,イギリス 商人の所有する A を没収する。 イギリスが,清との戦争をおこす。 イギリスの中央銀行であるイングラ ンド銀行が,紙幣の発行を独占する。 ドイツで,金本位制が採用される。 フランスで,金本位制が採用される。 第一次世界大戦の開戦により,各国 で金本位制が停止される。 日米和親条約が締結される。 日米修好通商条約が締結される。 横浜など3 カ所が開港され,海外へ 金が流出する。 新貨条例が制定される。 日本銀行が設立される。 銀本位制が採用される。 金本位制に移行する。 ⒜ ⒝ ⒞ 2025KN2A-03-004 歴史
問8 下線部分探究活動を進めていく過程で,生徒Xのグループは考察した内容をスライドにま とめた。スライド中の F に当てはまる語句として最も適切なものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 19 世紀後半の日本以外のアジアでは,どのように人権を保障しようとしたのか。スライドの資料はオスマン帝国のミドハト憲法で、日本以外のアジアにおける19世紀後半の人権保障の試みを示す事例です。
- 2 伊藤博文が憲法調査で訪れた西ヨーロッパでは,個人の自由をどのように認めたのだろうか。伊藤博文が訪れた西ヨーロッパでの自由権のあり方は、オスマン帝国のミドハト憲法という資料の内容とは対象が異なります。
- 3 第二次世界大戦後の国際社会は,人権を守るためにどのような理念を掲げたのだろうか。第二次世界大戦後の国際社会の理念は、19世紀後半に制定されたミドハト憲法という資料の時代とは異なります。
- 4 フランス革命中に制定された憲法は,人権保障の観点でどのような限界があったのだろフランス革命期の憲法の限界は、オスマン帝国のミドハト憲法という資料の内容とは対象が異なります。
解説
正解は1です。スライドの資料はオスマン帝国のミドハト憲法で、個人の自由権を保障しようとしている点が考察されています。これは日本以外のアジアの国が19世紀後半にどのように人権を保障しようとしたかを示す事例であり、問いとして最も適切なのは「19世紀後半の日本以外のアジアでは、どのように人権を保障しようとしたのか」となります。西ヨーロッパでの個人の自由の認め方や第二次世界大戦後の国際社会の理念、フランス革命期の憲法の限界は、いずれもオスマン帝国の憲法とは異なる対象を扱う問いです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成