18世紀の後半にイギリスで始まった産業革命は、やがてヨーロッパの他の国々へも広が…
18世紀の後半にイギリスで始まった産業革命は、やがてヨーロッパの他の国々へも広がっていきました。この広がり方が世界に与えた影響として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 工業化した国々が互いの国に工場を建て合うようになり、部品を分け合って一つの製品を仕上げるしくみが国の間に生まれました。国境をこえて部品を分け合う生産のしくみが広がるのは、1990年代以降のグローバル化の中でのことです。
- ⑵ イギリスが世界で優位な立場を固め、これに対抗するヨーロッパ諸国が工業化を進めたことが、日本を含む各地で国民国家の形成を促しました。イギリスの覇権とそれに対抗する工業化の推進が、他の国や地域に国のまとまりをつくる動きを促しました。
- ⑶ 機械による生産の技術は農業の場にも移されて食料が急に増え、ヨーロッパから外の地域へ移り住む人の流れは細くなりました。19世紀のヨーロッパからは、南北アメリカなどへ移り住む人が大量に現れており、流れは細くなっていません。
- ⑷ 機械を使う技術は国家の間の取り決めによって同じ時期に伝えられ、ヨーロッパの国々にそろった歩みでの工業化を促しました。技術の広がりに時期の差は大きく、各国は自国の事情に応じて工業化を進めました。取り決めによるものでもありません。
解説
正解は⑵です。産業革命は、まずイギリスで始まり、その力を背景にイギリスは世界の中で優位な立場を固めました。これに対して、ドイツやフランスなどのヨーロッパの国々は、遅れを取り戻そうとして国家の力で工業化を推し進めます。こうした競い合いは、国の力を高めるために人と富をまとめる必要を各国に意識させました。その動きが、日本を含む他の国や地域においても、国民をひとつにまとめる国家の形をつくることを促したのです。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。