明治の日本では、工場の始業と終業、鉄道の発車、学校の授業の始まりが、いずれも時刻…
明治の日本では、工場の始業と終業、鉄道の発車、学校の授業の始まりが、いずれも時刻によって定められるようになりました。この変化が人々の暮らしに生んだこととして最も適切なものはどれか。
- ⑴ 時刻による区切りは役所と軍隊の中で用いられるにとどまり、工場や学校では作業や授業の進み具合を見ながら始まりと終わりが決められました。工場の就業時間や学校の時間割こそ時刻によって定められ、人々が時刻を意識する場面の中心になりました。
- ⑵ 季節によって昼と夜の一刻の長さを変える数え方が新たに広まり、農作業の暦と工場の作業の区切りが同じしくみのもとで運用されました。季節で一刻の長さが変わる数え方は明治より前の方式で、明治には長さの変わらない時刻へ改められました。
- ⑶ 地域ごとに用いられていた土地の時刻がそのまま使われ続け、鉄道の時刻表も駅のある土地それぞれの時刻に合わせて別々に作られるようになりました。鉄道の運行には全国で共通する時刻が要るため、標準となる時刻が定められて各地の時刻はこれにそろえられました。
- ⑷ 日の出や日の入りを目安にしていた暮らしから、全国で共通する時刻に合わせて動く暮らしへ移り、時計や時報が生活の中に入り込みました。定時法と全国共通の時刻が用いられ、決められた時刻に間に合うことが生活の前提になりました。
解説
正解は⑷です。明治になると、時刻は全国で共通の基準によって定められ、工場の始業と終業、鉄道の発車、学校の授業の開始が、いずれもその時刻に合わせて動くようになりました。それまでの暮らしは日の出や日の入りを目安としており、季節によって一刻の長さが変わる数え方も用いられていました。新しいしくみのもとでは、決められた時刻に間に合うことが求められ、時計や時報が人々の生活の中に入り込んでいきました。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。