18世紀の北西ヨーロッパ諸国とアジアとの貿易について述べた文として正しいものはど…
18世紀の北西ヨーロッパ諸国とアジアとの貿易について述べた文として正しいものはどれか。
- ⑴ ヨーロッパで作られた綿織物や磁器がアジアで好まれたため、アジアへの輸出が増え、輸入は伸びませんでした。需要が高かったのはアジアの磁器や綿織物の側で、輸出と輸入の関係が逆になっています。
- ⑵ 清や日本が貿易を国の管理から外して自由に開いていたため、ヨーロッパの商人は港や相手を自分で選ぶことができました。この時期の東アジアでは清の海禁や日本のいわゆる鎖国など、国家による管理貿易が行われていました。
- ⑶ アジアの貿易は琉球やアイヌの社会が担い手となっており、中国と日本は域外との取引に加わらないまま過ごしていました。中国と日本はアジア域内の貿易の中心におり、琉球やアイヌもその取引に加わっていました。
- ⑷ 中国の磁器やインドの綿織物への需要が高まったため、アジアからの輸入が増える一方で、アジアへの輸出は伸びませんでした。アジアの手工業製品への需要が高く、輸入が増えても輸出が伸びないという形の貿易でした。
解説
正解は⑷です。18世紀の北西ヨーロッパ諸国では、中国の磁器やインドの綿織物といったアジアの手工業製品への需要が高まりました。その一方で、ヨーロッパ側からアジアへ売れる品はなかなか増えなかったため、アジアとの貿易は輸入が増えるばかりで輸出が伸びないという形になりました。この時期のアジアは、欧米諸国とは別の道筋で経済と社会の発展を遂げていたのです。
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