ソクマル高卒認定(公共)

問3 下線部分⒝第二次世界大戦後に関連して,次のグラフ1 は日本の実質GDP 増…

次の会話文を読んで,問1 ~問5 に答えよ。 会話文 生徒X:日本において,今後ますます少子高齢化が進行していくとすると,私たちはどのような 社会をつくるべきなのだろうか。 生徒Y:高齢者だけでなく障がいをもった人たちなども,若者や障がいをもっていない人たちと 共に社会生活を送ることができる A の実現を目指さないといけないのではないか な。 生徒Z:確かにそうだね。決して,自分さえ良ければいいという考えではなく,お互いを支え合 うような思いやりのある社会にしていかないとね。 生徒X:その点でいうと,⒜社会保障制度の充実が大切になってくるのではないかな。国の社会 保障制度がしっかりしていないと,私たちはより豊かな生活を送ることができないだろ うし。 生徒Y:日本の社会保障制度は,⒝第二次世界大戦後に人口が増加しつつ経済が成長をしてきた なかで構築されてきたものだよね。もしかしたら,今の時代に合っていない部分もある のかな。 生徒Z:日本はこれまでに様々な出来事を経験してきたし,今後も⒞経済状況の変化が起こるだ ろうから,そういったことも含めて,少子高齢社会に柔軟に対応できるような社会保障 制度にしていけるといいのかもね。 生徒X:一方で,私たちが豊かな生活を送るためには,国の制度だけでなく,一人ひとりが生き がいをもつことができているかも重要だよね。例えば,労働に関してはどうだろう。 生徒Y:最近も労働問題がニュースで取り上げられているよね。よく言われるのは,長時間労働 の問題かな。仕事を生きがいとする人もいるけれど,やっぱり仕事と生活の調和である B を促進することが大切だよ。仕事だけが人生じゃないと思うんだ。 生徒Z:人生には,仕事以外の要素もたくさんあるからね。そう考えると,人生におけるいろい ろなリスクに備えている日本の社会保障制度は,とても良くできているのではないか な。 生徒X:⒟自国の社会保障制度に対する認識についての国際比較を調べてみると,日本の社会保 障制度の特徴が見えてくるかもね。
問3 下線部分⒝第二次世界大戦後に関連して,次のグラフ1 は日本の実質GDP 増減率の推移 を示したものであり,説明文ア~ウは戦後日本で起きた実質GDP の増減率に影響を与えた とされる出来事とその影響について説明したものである。グラフ1 中の F , G , H の時期と関連する説明文ア~ウの組合せとして適切なものを,下の1 ~4 のうちか ら一つ選べ。
グラフ1  日本の実質GDP 増減率の推移 ‒8.0 14.0 (%) 12.0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0 ‒2.0 ‒4.0 ‒6.0 (年度) F G H (労働政策研究・研修機構ホームページにより作成) 説明文 ア  ドル高を是正するために成立したプラザ合意後に急激な円高が起き,日本の輸出産業 が大きな打撃を受けた。 イ  第一次石油危機とよばれる原油価格の高騰をきっかけに,狂乱物価といわれるほど物 価が上昇する現象が起きた。 ウ  アメリカのサブプライムローン問題によりリーマン・ショックが起き,金融不安が広 がったことで世界金融危機へと影響が拡大した。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は3です。グラフでFは1974年ごろに実質GDPが戦後初めてマイナスに落ち込んだ時期にあたり、1973年の第一次石油危機で物価が急上昇したイが当てはまります。Gは1986年ごろの伸びが落ち込んだ時期で、1985年のプラザ合意をきっかけに急激な円高が進み、輸出産業が打撃を受けたアが当てはまります。Hは2008年から2009年にかけて大きくマイナスになった時期で、リーマン・ショックによる世界金融危機を述べたウが当てはまります。出来事が起きた年を思い出して、グラフの落ち込みと結びつけましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成

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