ソクマル高卒認定(公共)

問5 下線部分⒠私たちができる政治参加に関連して,生徒Yたちは授業のまとめとして…

「公共」の授業で「主権者として私たちはなにができるか」というテーマで学習している。次の会 話文を読んで,問1 ~問5 に答えよ。 会話文 先 生:今日は,国政選挙の様々な課題を考えていきましょう。まずは,皆さんに予習課題とし て集めてもらった⒜選挙に関する年代別意識調査に関わる諸データを,クラス全体で共 有していきましょう。どのような情報を集めてきましたか。 生徒Ⅹ:なぜ投票する権利をもっていながら棄権する人がいるのか疑問に思ったので,年代別の 棄権理由に関するデータを見つけてきました。 生徒Y:私は,年代別に関心のある政策分野が異なるはずだと思ったので,そのことを裏付ける データを探してきました。 先 生:情報を集めるなかで,なにか疑問がわいてきた人はいますか。 生徒Ⅹ:なぜ日本が衆議院と参議院でそれぞれ異なる⒝選挙制度を採用しているのか疑問に思い ました。さらに他国の選挙制度についても調べてみたいと思いました。 生徒Y:私は,調べていくなかでどの政党や候補者を支持しようか迷いました。⒞若い世代の投 票の判断基準にはどのようなものがあるのでしょうか。 先 生:非常に良い疑問なので各グループで考えてみましょうか。 ~グループでの話し合い終了後~ 生徒Z:先生,授業を通じて投票の大切さや誰に投票するかをしっかりと考えることの大切さは 実感できましたが,国政はまだまだ私たちからは遠い世界の出来事のような気がしま す。 先 生:なるほど。しかし,国政だけが政治ではありません。イギリスの政治学者ブライスが ⒟「地方自治は民主主義の学校」と言ったように,私たちも身近なところから政治参加で きるかもしれませんね。 生徒Y:⒠私たちができる政治参加にはどんなことがあるのか,考えていきたいです。
問5 下線部分⒠私たちができる政治参加に関連して,生徒Yたちは授業のまとめとして「18 歳 ~20 歳の若者の投票率を上げるには」というテーマを設定し,グループで話し合っている。 会話文中の F , G にあてはまるものの組合せとして最も適切なものを,次の ページの1 ~4 のうちから一つ選べ。
会話文 生徒Y:18 歳~20 歳の投票行動に関わるデータを集めてきたよ。 生徒X:グラフ1 とグラフ2 からは F ことがわかるね。 生徒Y:Xさんの読み取りを踏まえて,私たちにとって身近な授業を改善してもらうとした ら,どうすれば若者の投票率を上げることにつながると言えそうかな。 生徒Z:グラフ1 とグラフ2 を踏まえると, G を授業内でつくるといいんじゃないか な。 グラフ1  18 歳~20 歳における友人と政治の話をする頻度 よくある ときどきある あまりない ほとんどない わからない 4.7 20.9 25.6 43.3 5.5 5.2 20.8 23.8 45.2 5.1 5.0 22.1 24.9 42.8 5.2 5.8 19.4 20.8 49.4 4.6 全体 0 % 10 % 20 % 30 % 40 % 50 % 60 % 70 % 80 % 90 % 100 % 20 歳 19 歳 18 歳 グラフ2  18 歳~20 歳における友人と政治の話をする頻度と投票行動の関係 65.5 34.5 76.8 23.2 52.5 47.5 53.3 46.7 44.9 55.1 37.9 62.1 全体 よくある ときどきある 0 % 10 % 20 % 30 % 40 % 50 % 60 % 70 % 80 % 90 % 100 % わからない ほとんどない あまりない 投票に行った 投票に行かなかった (注) 四捨五入の関係で,合計値が100 にならない場合がある。 (総務省「18 歳選挙権に関する意識調査(平成28 年12 月)」により作成) F にあてはまる選択肢 ア 友人と政治の話をする頻度について,18 歳,19 歳,20 歳いずれにおいても,「よくあ る」と「ときどきある」と回答した人の割合は30 %以下であるが,友人と政治の話をする 頻度が高いほど「投票に行った」と回答する傾向にある イ 友人と政治の話をする頻度について,18 歳,19 歳,20 歳いずれにおいても,「ほとん どない」と回答する人の割合が最も大きいが,「ほとんどない」と回答した人の投票行動に 着目すると50 %以上の人が「投票に行った」と回答している G にあてはまる選択肢 ウ 選挙や政治に関する教科書の重要語句やその内容について暗記する時間 エ その日の新聞記事を題材に選挙や政治に関する話し合いを行う時間
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は2です。グラフ1では、どの年齢でも友人と政治の話をよくする人の割合は合わせて30パーセント以下にとどまっています。そしてグラフ2では、話をする頻度が高い人ほど投票に行った割合が大きくなっています。この2つを合わせて読み取ったアが当てはまります。この読み取りを踏まえると、暗記の時間よりも、記事を題材に話し合う時間をつくるほうが投票率の向上につながると考えられます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成

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