ソクマル高卒認定(公共)

問5 会話文中の生徒Zの発言を踏まえ,日本国憲法第11 条が立脚している考え方と…

生徒たちは「公共」の学習のはじまりとして,「公共的な空間」をつくる私たちの生き方や考え方 について学んでいる。問1 ~問5 に答えよ。 1  生徒Xと生徒Yが,自分の進路について会話している。 会話文 生徒X:ホームルームで「進路希望調査」があったけど,どうするか何も決まってないんだよ ね。 生徒Y:そうなんだ。私は大学に進学することにしていて,専攻は社会学か国際関係学にしよ うと思っているよ。 生徒X:もう決まっているなんて,すごいね。でも,大学に行って勉強することで,どのよう な力を身に付けることができるんだろう。卒業後に就職する企業が求める能力とは, 違ったりしないのかな。 生徒Y:私も気になって,⒜企業が求める能力等と大学での学びとの関係について資料を調べ たんだ。企業へのアンケートでは,大学生などに主体性や実行力を多くの企業が求め るようだけれど,それらは,具体的に測定するのは難しいと思うんだよね。大学生へ の調査では,授業で身に付く技術や高められる能力もあるとわかるから,大学での過 ごし方も大事だと考えたよ。 生徒X:そうだよね。大学を卒業するまでの間で,AI やテクノロジーの進歩など社会も変化 するだろうから,求められる技術や能力も変わるかもしれない。ますます,進路につ いての悩みが出てきたなぁ。 生徒Y:昨日,「公共」の授業で実存主義を学んだよね。⒝サルトルの考え方が面白いと思った から,図書室で本を借りて読んでみたらいいよ。きっと,そこに,残りの高校生活を どのように過ごしていったらいいのかのヒントがあるんじゃないかな。 公     共 解答番号 ~ 公共
問5 会話文中の生徒Zの発言を踏まえ,日本国憲法第11 条が立脚している考え方として適切 なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。

解説

正解は4です。生徒Zは「日本国憲法第11条の背景には,法律がつくられる前から誰もが普遍的な権利をもっているという考え方がある」と発言しており、これは人が生まれながらにして権利を持つとする自然権思想を指しています。法律の留保は権利保障を法律の範囲内に限定する大日本帝国憲法的な考え方、全体主義は個人よりも国家などの全体を優先する考え方、王権神授説は国王の権力を神が授けたとする考え方で、いずれも生徒Zの発言が示す考え方とは異なります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成

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