問4 下線部分⒞多国間の条約に関連して,次の条約を説明したア,イの正誤の組合せと…
次の会話文を読んで,問1 ~問5 に答えよ。 会話文 生徒Ⅹ:昨日,衆議院議員総選挙の投票に初めて行ってきたよ。 生徒Y:実際に投票すると,国会が身近なものに感じられるよね。 生徒Z:⒜議員や政党が国会でこれからどのような活動をしていくのか,注目していきたいね。 生徒Ⅹ:国会は「国の唯一の立法機関である」ということだけれど,法律はどのように成立するのかな。 生徒Y:内閣が作成する法律案の提出は A ということになっているね。議長が委員会に付 託して議案の審議が始まるよ。委員会での採決後,本会議で審議され,両院が可決した ら法律は成立だね。 生徒X:法律案の審議の他に,国会にはどのような権限があるのかな。 生徒Z:各議院が行政を監督するために調査を行うことができる B も,国会の権限の一つだね。 生徒Y:内閣が外国と結んだ条約を承認することも,国会の権限だよ。 生徒X:条約には,⒝日米安全保障条約のような二国間の条約だけではなく,⒞多国間の条約も あるね。 生徒Z:内閣が提出する⒟予算の審議と議決も,国会の権限だね。
問4 下線部分⒞多国間の条約に関連して,次の条約を説明したア,イの正誤の組合せとして適 切なものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
ア 核兵器禁止条約は,核兵器の保有や使用などを禁止した条約であり,日本は条約発効当 初から参加している。 イ 核拡散防止条約(NPT)は,核兵器の保有をアメリカ・イギリス・フランス・イタリア・ インドの5 か国に限定し,それ以外の国が核兵器を保有することを防止する条約である。 ア イ
- 1 正 正日本は核兵器禁止条約に参加していないので、アは正しくありません。
- 2 正 誤アの日本の参加について事実と異なるため、正とすることはできません。
- 3 誤 正核拡散防止条約の5か国にイタリアやインドは含まれません。
- 4 誤 誤日本は核兵器禁止条約に参加しておらず、条約が認める5か国の顔ぶれも違います。
解説
正解は4です。アは誤りです。核兵器禁止条約は2021年に発効しましたが、日本は同盟国の核抑止力との関係から参加していません。イも誤りです。核拡散防止条約が核兵器の保有を認めているのはアメリカ・イギリス・フランス・中国・ロシアの5か国で、イタリアやインドは含まれません。インドはこの条約に加盟しないまま核実験を行った国として知られています。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成