ある高校の生徒会で、行事の内容を全校生徒が集まる集会で決める方法と、各クラスから…
ある高校の生徒会で、行事の内容を全校生徒が集まる集会で決める方法と、各クラスから選ばれた代表が話し合って決める方法のどちらを採るかが議論になりました。民主主義という原理から見た説明として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 代表が話し合って決める方法は決める人数を減らす便法なので、民主主義の考え方からは全員が集まる方法より低く位置づけられる。代表を通じて決める形も民主主義の基本的な形の一つで、便法として下に置かれるものではありません。
- ⑵ どちらも関わる人の意思に基づいて決める方法なので、事柄の性質や人数に応じてどちらを採るかが選ばれる。直接に決める形も代表を通じて決める形も、関わる人の意思に基づく点で民主主義に沿います。
- ⑶ 全校生徒が集まる方法は人数が多く意見がまとまりにくいので、民主主義の考え方が当てはまるのは少人数の集団である。民主主義は集団の人数によって当てはまりが変わる原理ではありません。
- ⑷ 民主主義は国の政治に関わる原理なので、学校の中の決め方については、手続よりも決まった内容の良し悪しで判断する。民主主義は公共的な空間の在り方を決める際に広く働く原理で、学校内の決め方にも及びます。
解説
正解は⑵です。民主主義は、公共的な空間の在り方などを決め、その決定を実現する際に、関わる人の意思に基づいて行うことを求める原理です。全員が集まって決める形も、選ばれた代表が話し合って決める形も、いずれもこの原理に沿った決め方で、扱う事柄の性質や関わる人数、必要な時間などに応じて選ばれます。どちらか一方だけが民主主義にかなう形であると考える必要はありません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。