ある生徒が、学校の委員会での係、家庭での家事の分担、地域の防災訓練の手伝いという…
ある生徒が、学校の委員会での係、家庭での家事の分担、地域の防災訓練の手伝いという三つの場面を書き出し、それぞれで自分がどのように関わったかを並べて振り返りました。この振り返りから引き出せる、人間と公共的な空間との関わりの捉え方として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 家庭は私的な事柄を扱う場なので、公共的な空間を作る営みにあたるのは、学校の委員会と地域の防災訓練の二つの場面である。家庭も公共的な空間を構成する集団の一つに数えられるので、場面を二つに絞る捉え方は当てはまりません。
- ⑵ 人はいずれの場面でも集団を構成する一員であり、互いに関わり合い支え合う主体として協働しながら、公共的な空間を作り維持していく存在である。様々な集団を構成する一員として協働し、公共的な空間を作り維持していく存在という捉え方に一致します。
- ⑶ 公共的な空間を作る役割は、選挙権を得て有権者となった段階から始まるので、高校生の段階では担い手になる前の準備にあたる。担い手になる時期を選挙権の取得に結び付けていますが、公共的な空間を作る営みは日常の関わりの中で進みます。
- ⑷ 三つの場面のうち自分に最も向いている場面を見つけ、そこに力を集めていくことが、社会との関わりを深める道筋にあたる。適性を見極める話に寄せた捉え方で、複数の集団で協働するという振り返りの中心から外れています。
解説
正解は⑵です。公共の学習では、全ての人が国家や地域社会、家庭などの様々な集団を構成する一員であり、相互に関わり合い支え合う主体として協働しながら、一人一人の幸福が実現できる公共的な空間を作り維持していく存在であると捉えます。三つの場面を並べて振り返る活動は、場面ごとに担う役割は違っても、いずれも他者との関わりの中で自分が担い手になっていることを確かめる作業にあたります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。