ある国で部品を作る工場が災害で止まったところ、その部品を使って組み立てを行ってい…
ある国で部品を作る工場が災害で止まったところ、その部品を使って組み立てを行っていた別の国の工場でも、生産が滞りました。経済のグローバル化と相互依存関係についての説明として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 生産の工程が国境を越えて結び付いているため、一つの国で起きた出来事が他の国の経済活動にも及ぶという、相互依存関係の深まりを示している。一国の経済活動が他国にも影響を与えるという相互依存関係の深まりに沿った説明です。
- ⑵ 部品を輸入に頼ることの誤りを示す出来事なので、必要な物を自国だけで作る体制に戻して輸入を減らすことが、経済の成長につながる確かな道になる。貿易による利益を見落としています。この出来事は分業の結び付きの強さを示すものです。
- ⑶ 影響が他の国にまで及んだのは、二つの国が同じ通貨を使って代金の支払を滞りなく続けられる関係にあったためなので、通貨が異なる国どうしであれば、部品の生産が止まっても組立ての遅れは伝わらずに済む。生産の結び付きによって影響が伝わるのであり、通貨が同じかどうかによる話ではありません。
- ⑷ 一つの国の生産が止まって他の国が影響を受けるのは、政府開発援助を通じて資金や技術の関係で結ばれた国どうしの間に限られる出来事なので、援助の関係にない国の工場は今回の遅れを免れる。相互依存は貿易や投資を通じて広く生じており、援助の関係に限られるものではありません。
解説
正解は⑴です。情報通信技術の発達や規制の緩和などによって世界経済は緊密に結び付き、生産の工程も国境を越えて分かれています。そのため、一つの国の経済政策や経済活動が他の国にも影響を与えるなど、国際社会における相互依存関係が一層深まっています。部品の生産が止まったことで別の国の組立ての工場まで滞ったという出来事は、その結び付きの強さを表しています。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。