学校の限られた予算をどの設備の修繕に使うかを決める場面で、行為の結果である個人や…
学校の限られた予算をどの設備の修繕に使うかを決める場面で、行為の結果である個人や社会全体の幸福を重視する考え方を手掛かりにして判断します。この考え方によって確かめることになる点として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 修繕を決める手続が正しく踏まれたかどうかを確かめ、手続に沿って決まった結論を選ぶ点。手続の正しさを基準にする見方であり、結果として生じる幸福の大きさを見積もる考え方ではありません。
- ⑵ 修繕の費用を負担する人と、修繕によって利益を受ける人が同じかどうかを確かめる点。負担と利益の釣り合いを問うのは公正に着目した見方で、結果の幸福の大きさを比べる考え方とは別です。
- ⑶ どの修繕を選んだ場合に、学校で過ごす人々の暮らしがどれだけ良くなるかを見積もって比べる点。行為の結果として生じる個人や社会全体の幸福の大きさを見積もって比べることが、この考え方の中心です。
- ⑷ 修繕の順番について以前から決められていた取り決めがあるかどうかを調べ、その取り決めを守ることそれ自体を大切にする点。約束を守ること自体を重んじるのは、行為の動機となる義務を重視する考え方に基づく見方です。
解説
正解は⑶です。行為の結果である個人や社会全体の幸福を重視する考え方は、その行為がどのような結果をもたらすかを見積もり、関わる人々の幸福がどれだけ大きくなるかを基準にして判断します。ですから、修繕の候補を比べるときには、それぞれを選んだ場合に学校で過ごす人々の暮らしがどれだけ良くなるかを見積もることになります。以前からの取り決めを守ること自体を重んじる見方、決め方の手続を基準にする見方、負担と利益の釣り合いを問う見方は、義務や公正に着目した別の手掛かりです。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。