「公共」の授業で、江戸時代の思想家が書いた文章を読み、そこに示された人間の捉え方…
「公共」の授業で、江戸時代の思想家が書いた文章を読み、そこに示された人間の捉え方と、自分が日ごろ考えている生き方とを比べる活動を行いました。この活動のねらいの説明として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 思想が生まれた時代の出来事や用語を正確に覚え、それぞれの時代の考え方の移り変わりを年代の順に整理して、歴史の流れとしてつかむことにある。年代の整理は歴史の学習の観点です。「公共」では先人の考えを自己の生き方を考える手掛かりとして扱います。
- ⑵ 先人が示した生き方を模範として受け止め、その内容をそのまま自分の行動の基準に置き換えていくことにある。先人の知恵は自分の生き方を問い直すための手掛かりであり、そのまま従うべき模範として示されているものではありません。
- ⑶ 先人の人間観や世界観と自分が考える生き方とを比べながら、公共的な空間を作る主体としての自己の生き方を考えることにある。先人の取組や知恵を手掛かりに、先人の人間観と自分の生き方を比べて自己の生き方を考察することが、この学習のねらいです。
- ⑷ 現代の暮らしに当てはまらない部分を先に取り除き、今の価値観と重なる部分だけを取り出して受け入れることにある。重なる部分だけを選ぶと自分の考えを問い直す機会が失われ、先人の人間観と比較する意味が薄れてしまいます。
解説
正解は⑶です。「公共」では、古今東西の先人の取組や知恵を手掛かりとして、社会的な存在である人間をどのように捉えたのかという先人の人間観や世界観と、自分が考える人間としての生き方とを比べながら、公共的な空間を作る主体としての自己の生き方を考えていきます。先人の考えは、そのまま従うべき模範や暗記すべき知識として示されているのではなく、自分の生き方を問い直すための手掛かりとして置かれています。青年期は、自己と他者との関係や社会の在るべき姿について考えを深める時期であることを踏まえた学習です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。