あるクラスで、話し合いの後に多数決を行い、「授業に遅れた生徒の名前を教室の掲示板…
あるクラスで、話し合いの後に多数決を行い、「授業に遅れた生徒の名前を教室の掲示板に一週間張り出す」という決まりを作りました。この決まりについて、公共的な空間における基本的原理から考えた説明として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 多数決で決まった以上、内容の当否を問い直す余地はなく、決まりに従うことが民主主義の求めるところである。多数決の結果なら内容も当然正しいという誤解で、決め方と内容を区別できていません。
- ⑵ 多数決で決まったとしても、個人の尊重という原理に反する内容であれば、決まりの内容そのものを見直す必要がある。決め方が民主的でも内容が個人の尊重に反すれば見直しが必要という点が、基本的原理に沿います。
- ⑶ 遅刻する生徒が出ることは学級全体の利益を損なうので、掲示する期間を短くすれば内容は正当なものになる。期間を短くすれば正当になるという判断で、内容そのものが原理に反する点が残ります。
- ⑷ 学級の決まりは法律ではないので、内容がどのようなものであっても基本的原理を当てはめて考える対象にはならない。法律でなければ原理を当てはめないという誤解で、身近な決まりも原理に照らして考えます。
解説
正解は⑵です。公共的な空間の在り方などを決め、その決定を実現する際には、民主主義や法の支配に基づかなければなりません。民主主義は決め方の原理ですが、多数決で決まったことであれば内容も当然に正しくなる、というものではありません。個人の尊重という原理に反する内容であれば、決まりそのものを見直すことが求められます。決め方と内容の両方を基本的原理に照らして考える点が大切です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。