廃止が検討されている路線バスについて話し合う授業で、四人の生徒が意見を述べました…
廃止が検討されている路線バスについて話し合う授業で、四人の生徒が意見を述べました。行為の結果である個人や社会全体の幸福を重視する考え方に基づく意見として最も適切なものはどれか。
- ⑴ 長年続いてきた路線を残すことが地域の伝統を守ることになるので、これまでどおりの運行の形を保つべきだ。伝統を守ることを理由にしており、結果として生じる幸福の大きさを比べる判断ではありません。
- ⑵ 移動の手段を確保することは行政が本来果たすべき務めなので、利用する人数の多少にかかわらず路線の運行を続けるべきだ。行政が果たすべき務めを理由にしており、行為の動機となる義務を重視する考え方にあたります。
- ⑶ 住民投票で多くの票を得た案を選ぶことが公正なので、案の内容よりも決め方の正しさを基準にすべきだ。決め方の正しさを基準にしており、結果を比べて判断する考え方とは別のものになっています。
- ⑷ 運行を続ける場合と廃止する場合を比べ、地域全体でどれだけ多くの人の暮らしが良くなるかを見積もって決めるべきだ。行為の結果として生じる人々の幸福の大きさを見比べており、結果を重視する考え方に一致します。
解説
正解は⑷です。行為の結果である個人や社会全体の幸福を重視する考え方は、その行為がもたらす結果を見比べ、関わる人々の幸福がどれだけ大きくなるかを判断のよりどころにします。したがって、運行を続けた場合と廃止した場合の暮らしへの影響を見積もって決めるという意見が当てはまります。行政の務めを理由に挙げる意見は、行為の動機となる公正などの義務を重視する考え方に近い立場です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。