問3 粒子の熱運動や物質の三態について述べた文として最も適当なものはどれか。次の…
化学と人間生活,物質の構成粒子について,問1 ~問4 に答えよ。
問3 粒子の熱運動や物質の三態について述べた文として最も適当なものはどれか。次の1 ~5 のうちから一つ選べ。
- 1 高温になるほど粒子の熱運動が激しくなる。温度は粒子の熱運動の激しさを表す指標であり、高温になるほど粒子は激しく運動します。
- 2 液体の粒子の熱運動は,固体の粒子の熱運動より穏やかである。液体の粒子の熱運動は固体の粒子よりも激しく、穏やかではありません。粒子が自由に位置を変えられるのは熱運動が固体より激しいためです。
- 3 固体の粒子は規則的に並んでおり,振動などの熱運動はしていない。固体の粒子は決まった位置に規則的に並んでいますが、その場で振動するという熱運動を常に行っています。まったく動いていないわけではありません。
- 4 固体が直接気体になることはない。ドライアイス(固体の二酸化炭素)やナフタレンのように、固体が液体を経ずに直接気体になる昇華という現象が実際に存在します。
- 5 気体の粒子が熱運動によって自然に拡散することはない。気体の粒子は熱運動によって自然に周囲へ広がっていく拡散という現象を起こします。香水のにおいが部屋に広がるのはこのためです。
解説
正解は1です。物質を構成する粒子は常に熱運動という不規則な運動をしており、温度が高くなるほど粒子の運動は激しくなります。固体では粒子は規則的に並んでいますが、その位置で振動するという熱運動をしており、まったく静止しているわけではありません。液体の粒子は固体より熱運動が激しく、気体の粒子はさらに激しく飛び回り、熱運動によって自然に周囲へ拡散していきます。また、ドライアイスのように固体が直接気体になる昇華という現象も存在します。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成