問2 次の記述のうち,シュウ酸の水溶液が酸性であると判断する方法( B )として…
次の文は,ほうれん草の色や成分についての会話である。問1 ~問4 に答えよ。 鈴木さん 「ほうれん草の緑色っていろいろな色素が混ざっているんだよ。」 佐藤さん 「そうなんだ。それって調べることはできるの。」 鈴木さん 「できるよ。( A )という操作で色素を分離することができるんだ。」 佐藤さん 「 それって,授業で聞いたことがあるよ。植物の葉の色素を分離し,クロロフィルの 存在を確認するときに使う操作だよね。」 鈴木さん 「そうそう。」
問2 次の記述のうち,シュウ酸の水溶液が酸性であると判断する方法( B )として最も適当 なものはどれか。次の1 ~5 のうちから一つ選べ。
- 1 二酸化炭素を加えて白く濁ることで判断する方法二酸化炭素を加えて白く濁るのは石灰水中の水酸化カルシウムと反応して炭酸カルシウムの沈殿ができる反応で、酸性を判断する方法ではありません。
- 2 硝酸銀水溶液を加えて白い沈殿が生じることで判断する方法硝酸銀水溶液を加えて白い沈殿ができるのは、水溶液中に塩化物イオンが含まれることを確認する反応で、酸性かどうかの判断には使いません。
- 3 ヨウ素液を加えると青紫色になることで判断する方法ヨウ素液を加えて青紫色になるのはデンプンの検出反応(ヨウ素デンプン反応)で、酸性かどうかの判断には使いません。
- 4 炎色反応の炎の色が赤色になることで判断する方法炎色反応は水溶液に含まれる特定の金属イオンの種類を確認する方法で、赤色になってもそれは酸性・塩基性とは関係ありません。
- 5 青色リトマス試験紙が赤色になることで判断する方法青色リトマス試験紙は酸性の水溶液に触れると赤色に変化するため、色の変化を見れば酸性であることを判断できます。
解説
正解は5です。酸性の水溶液は青色リトマス試験紙を赤色に変える性質があるため、青色リトマス試験紙が赤色になることを確認すれば、その水溶液が酸性であると判断できます。二酸化炭素で白く濁るのは石灰水の反応、硝酸銀水溶液で白い沈殿ができるのは塩化物イオンの検出、ヨウ素液で青紫色になるのはデンプンの検出、炎色反応の赤色はリチウムなど特定の金属イオンの検出に使われる方法であり、いずれも酸性かどうかを判断する方法ではありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00018.htm)を加工して作成