問1 次の文中の( A ),( B )に当てはまる数値と元素記号の組合せとして正…
物質と化学結合について,問1 ~問4 に答えよ。
問1 次の文中の( A ),( B )に当てはまる数値と元素記号の組合せとして正しいものは どれか。下の1 ~5 のうちから一つ選べ。
塩素原子Cl は価電子の数が7 個で,不対電子は( A )個である。2 個の塩素原子はお 互いに電子を共有することで結合し,塩素分子Cl2 をつくる。このとき,各塩素原子は貴ガ ス(希ガス)の( B )と同じ安定な電子配置となる。 塩素原子Cl の電子配置図 原子核 電子
- 1 A:1 B:Ar不対電子は1個で、結合後はアルゴンと同じ電子配置になります。
- 2 A:2 B:He不対電子は1個であり、ヘリウムの電子配置にもなりません。
- 3 A:3 B:Ar貴ガスは正しいものの、不対電子は3個ではなく1個です。
- 4 A:4 B:He不対電子の数も、同じ電子配置になる貴ガスも合いません。
- 5 A:5 B:Ar価電子7個の塩素で、不対電子が5個になることはありません。
解説
正解は1です。塩素原子Clは価電子が7個なので、対になっていない電子である不対電子は1個です。その1個を相手の塩素原子と出し合って共有結合をつくり、塩素分子Cl2 になります。このとき各塩素原子の最も外側の殻には電子が8個そろい、原子番号18のアルゴンArと同じ安定な電子配置になります。貴ガスの電子配置と見比べて考えましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成