問3 花火の色は,金属元素がもつ特有の炎色反応を利用したものである。そこで,手持…
化学と人間生活について,問1 ~問4 に答えよ。
問3 花火の色は,金属元素がもつ特有の炎色反応を利用したものである。そこで,手持ち花火 を次のア~エの順に作り,花火の先端に点火して観察を行った。このとき観察される炎の色 の順番として正しいものはどれか。下の1 ~5 のうちから一つ選べ。
ア 花火の炎の色を変えるために,金属元素としてナトリウムNa,ストロンチウムSr,バ リウムBa をそれぞれ含む3 種類の火薬を準備した。 イ 手持ち部分の竹ひごと花火の火薬を入れる細長い和紙を作成した。 ウ 次の図のように和紙と竹ひごを接着し,細長い和紙の上に手持ち部分に近いところから 順に,硝酸ナトリウムを含む火薬,硝酸ストロンチウムを含む火薬,硝酸バリウムを含む 火薬を置いた。 エ 和紙を巻きながら手持ち花火を作成した。 和紙 硝酸ストロンチウムを含む火薬 竹ひご
- 1 黄緑色⇒紅(深赤)色⇒黄色先端のバリウムの黄緑色から、ストロンチウムの紅色、ナトリウムの黄色の順に燃えます。
- 2 黄緑色⇒黄色⇒紅(深赤)色手持ち部分に近いナトリウムが最後に燃えるので、黄色は最後です。
- 3 紅(深赤)色⇒黄緑色⇒黄色先端側はバリウムなので、最初に見えるのは黄緑色です。
- 4 紅(深赤)色⇒黄色⇒黄緑色最初に燃えるのは先端のバリウムで、紅色ではありません。
- 5 黄色⇒黄緑色⇒紅(深赤)色ナトリウムは手持ち部分に近いので、最初には燃えません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。炎色反応の色は、ナトリウムが黄色、ストロンチウムが紅(深赤)色、バリウムが黄緑色です。火薬は手持ち部分に近いほうから順にナトリウム、ストロンチウム、バリウムと置かれているので、先端はバリウム側になります。先端に点火すると手元に向かって燃え進むため、観察される色は黄緑色、紅(深赤)色、黄色の順になります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00010.htm)を加工して作成