問3 次の文は,気体の体積についての花子先生と太郎さんの会話である。文中の( A…
物質量と化学反応式について,問1 ~問4 に答えよ。
問3 次の文は,気体の体積についての花子先生と太郎さんの会話である。文中の( A )~ ( C )に当てはまる数値として最も適当な組合せはどれか。下の1 ~5 のうちから一つ選 べ。ただし,原子量はC = 12,O = 16 とする。
花子先生:「 この白い固体はドライアイスで22 g あります。これはCO2 何mol ですか。」 太郎さん:「 CO2 は分子量が( A )ですから,ドライアイス22 g はCO2( B )mol とな ります。」 花子先生:「 標準状態(0 ℃,1.01 × 105 Pa)で気体分子1 mol の体積は,気体の種類によら ず約22.4 L でしたね。では,このドライアイスが標準状態で,すべて昇華して 気体になった時の体積を考えてください。」 太郎さん:「 ドライアイス22 g はCO2( B )mol ですから,気体の二酸化炭素の体積は標 準状態で約( C )L となります。」
- 1 A:44 B:0.50 C:11.2分子量44から22 gは0.50 molとなり、標準状態の体積は約11.2 Lです。
- 2 A:44 B:1.0 C:22.422 gは44 gの半分なので、1.0 molではなく0.50 molです。
- 3 A:28 B:0.80 C:17.9二酸化炭素の分子量は44で、28は窒素の分子量です。
- 4 A:44 B:2.0 C:44.822 gは0.50 molなので、2.0 molにはなりません。
- 5 A:28 B:1.6 C:35.8分子量を28とした時点で誤りで、物質量も体積も合いません。
解説
正解は1です。二酸化炭素CO2の分子量は12+16×2で44になります。したがってドライアイス22 gの物質量は22÷44で0.50 molです。標準状態では気体1 molの体積が種類によらず約22.4 Lなので、0.50 molでは22.4×0.50で約11.2 Lとなります。分子量から物質量を求め、そこから体積を出すという順序で考えると確実です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成