問4 金属結晶について述べた次の文の( A )~( C )に当てはまる語句の組合…
物質と化学結合について,問1 ~問4 に答えよ。
問4 金属結晶について述べた次の文の( A )~( C )に当てはまる語句の組合せとして正 しいものはどれか。下の1 ~5 のうちから一つ選べ。
結晶内の金属原子の価電子はもとの原子に固定されず,金属内を自由に動くことができ る。このような電子を( A )という。この( A )によって,外部から強い力を加えるこ とにより原子の配列が変化しても結合が保たれる。そのことにより,( B )とよばれる金 箔のように薄くひろげられる性質や,( C )とよばれる針金のように引き延ばせる性質を 示す。
- 1 A:不対電子 B:展性 C:極性自由に動き回る電子は自由電子で、極性は電荷のかたよりを指す別の言葉です。
- 2 A:自由電子 B:延性 C:展性薄く広げられる性質が展性、引き延ばせる性質が延性で、入れ替わっています。
- 3 A:不対電子 B:極性 C:延性不対電子という呼び方も極性という語も、ここには当てはまりません。
- 4 A:自由電子 B:極性 C:展性極性は電荷のかたよりのことで、薄く広げられる性質の名前ではありません。
- 5 A:自由電子 B:展性 C:延性自由電子があるため、薄く広げる展性と細長く延ばす延性を示します。
解説
正解は5です。金属の結晶では価電子がもとの原子を離れて結晶全体を自由に動き回り、この電子を自由電子といいます。不対電子は対になっていない価電子を指す別の言葉です。また、たたいて金箔のように薄く広げられる性質を展性、引っ張って針金のように細長く延ばせる性質を延性といいます。名前が入れ替わって出題されやすいので、漢字の意味とあわせて覚えておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00003.htm)を加工して作成